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桃の節句(3月3日)を祝う「
雛のつるし飾りは、高価なひな人形の代わりに着物の端切れに綿を詰めた飾りをつるす江戸時代から伝わる習わし。
飾りは阿波市吉野町の主婦、原田成代さん(75)が講師を務める教室の生徒たちが制作。長さ1.7メートルのひもに、おくるみ人形や鶴、亀など長さ5~10センチの縁起物の飾りが多数取り付けられ、ひな壇の周囲に計約600本がつるされている。
会場は色鮮やかで華やかな雰囲気に包まれており、訪れた買い物客らは「きれい」と写真に収めていた。
原田さんが体調を崩し、教室が終了したため、展示は10回目となる今年が最後という。原田さんは「見てくれた子どもたちが元気で大きくなり、自分のやりたいことを精いっぱいできるようになってほしい」と願っていた。展示は来月3日まで。