量子コンピューター新会社、富士通や日立参画 商用化へ
【イブニングスクープ】
次世代の高速計算機、量子コンピューターの商用化に向けて国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げる。産業界からは富士通や日立製作所、NECなど約10社が参画し、30年度までに新しい方式の高性能商用機の実現をめざす。日本が強みとする独自技術を生かし、将来の産業競争力や経済安全保障の強化につなげる。
新会社は国の研究機関である自然科学研究機構・分子科学研究所(分子研)主導で設立する。「冷却原子方式」...
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(更新)- 浅川直輝日経BP 編集委員ひとこと解説
冷却原子方式は、レーザー冷却などの技術で絶対零度近くに冷やした原子を光ピンセットで捕捉・移動させ、量子ビットにする方式です。1つ1つの原子が環境から隔離されているため、量子ビットが量子状態を保てるコヒーレンス時間が数秒と長いのが特徴です。 大森教授は2022年、超高速パルスレーザーを使うことで、6.5ナノ秒という世界最速の2量子ビットゲート動作に成功。外部ノイズによる精度劣化をほぼ無視できるレベルに低減しました。今後は、量子ビットのフィデリティー(ゲート操作の精度)を高めた上で、実用的な計算が可能になる1万量子ビット相当まで規模を拡大することを目指します。
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