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羽生結弦は現在進行系の神話である。まったく大げさでなく…とんでもない歴史の瞬間を、時代を私たちは目撃した

日野百草 ファンしか知らない羽生結弦

目次

私はフィギュアスケートが好きだ。あらゆる舞踏芸術が好きだ

 羽生結弦、そして共にある人々が『RE_PRAY』をこうして成し遂げた。

 こうして時代は、歴史は、神話は創られる。

 それでも――よくよく考えれば、フィギュアスケートである。それもプロによる、単独のスケートショウである。

 フィギュアスケート。実際のところ、社会全体からすれば、オリンピックのメダルの色や数で注目されることはあっても、プロのアイスショーなど言い方は難しいが「界隈」の話であった。とくに日本ではそうだった、

 むしろ「羽生結弦以前は」と言い切っても構わないように思う。フィギュアスケートの、単独公演が社会全体から注目される、社会現象として経済的な影響をも与える、それはやはり驚愕すべき、新しい歴史のように思う。

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この記事の著者
日野百草

1972年、千葉県野田市生まれ。日本ペンクラブ会員。出版社勤務を経てフリーランス。国内外における社会問題、社会倫理のノンフィクションを中心に執筆。ロジスティクスや食料安全保障に関するルポルタージュ、コラムも手掛ける。2018年、評論「『砲車』は戦争を賛美したか 長谷川素逝と戦争俳句」で日本詩歌句随筆評論協会賞奨励賞を受賞。

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