アクションイベントプラグイン

[qte_tap] タップイベントの発生

[qte_tap_clear] タップボタンの削除

[qte_gauge] ゲージストップイベントの発生

[qte_command] キーボード入力イベントの発生

[qte_virtual_key] キーボード入力イベント用の仮想キーボードボタンの表示

画面上に制限時間付きのボタンを表示し、プレイヤーにタップを要求する機能です。

ボタンの位置や大きさを自由に設定できます（left、top、widthパラメータで設定）。位置の設定を省略した場合、ゲーム画面または指定した領域内のランダムな位置に表示されます（area_left、area_top他）。この場合、ゲームをプレイするたびに異なる位置にボタンが表示されるため、プレイヤーは常に新しい体験ができます。

ボタンには任意の制限時間を設けることができます（time）。〈プレイヤーが時間内にボタンをタップできたときのイベント〉や〈タップできなかったときのイベント〉を個別に設定できます。たとえば、プレイヤーがボタンをタップできたときに特定のシナリオにジャンプしたり（tap_storage、tap_target）、JavaScriptの式を実行したり（tap_exp）、[s]や[wait]を解除して次のタグに進んだりするようにできます（tap_next）。

ボタンにはテキストを設定できます（text、text_colorなど）。また、テキストの代わりに画像を設定することもできます（storage、folder）。ボタンにテキストを使用する場合、残り時間を示すサークルを表示することもできます（circle、circle_colorなど）。

ボタンのフェードイン・フェードアウトの時間をミリ秒で設定できます（fadein、fadeout）。ボタン表示中の拡大アニメーションの有無を指定できます（zoom）。タップしたときのフェードアウト・拡大アニメーションの有無を指定できます（tap_zoom、tap_fadeout）。

一時変数にタップ結果に関する情報が格納されます。タップまでにかかった時間（ミリ秒）がtf.tap_timeに格納されます。タップボタンの中心からタップした位置までの距離（ピクセル）がtf.tap_offset_pxに、その距離を0～1の比で表したものがtf.tap_offset_ratioに格納されます。いずれも[iscript]や[eval]などからアクセス可能です。

[qte_tap]で表示したタップボタンをすべて削除します。

左右に動くゲージ（バー）をタップで止める操作をプレイヤーに要求する機能です。

成功エリアの範囲は自由に設定できます（range_success）。たとえば“80-100”とすると、右側2割の領域が成功エリアとなります。なお、“100”を省略して“80-”のように指定することもできます。

動くゲージを成功エリア内で止めることができれば成功、成功エリア外で止めてしまうと失敗となります。成功したときや失敗したときに特定のシナリオにジャンプするような動作が可能です（success_storage、success_target他）。また、成功失敗によらずタップしてゲージを止めることで次のタグに進むような動作にもできます（auto_next）。

ゲージを止めた結果は一時変数に格納されます。tf.gauge_resultにはイベントの結果が格納されます。成功、失敗、時間切れの場合にそれぞれ“success”、“failure”、“timeout”が格納されます。また、tf.gauge_positionにはゲージの位置が0～100の整数で格納されます。これらの一時変数は[iscript]や[eval]、[emb]などのタグから利用可能です。

操作には制限時間を設けることができます（time）。制限時間内に成功できなかった場合に特定のシナリオに飛ぶような動きが可能です（timeout_storage、timeout_target）。さらに、あらかじめ作成しておいた[ptext]領域に残り時間を表示することもできます（time_ptext）。

[free]や[anim]などでゲージを個別に操作できます。name=“qte_gauge”を指定してください。

画面上にキーを表示し、プレイヤーに特定のキーボード入力を要求する機能です。

たとえば「Z」「X」「C」「↑」「↓」の順でのキーボード入力を要求するには、command="ZXC↑↓"と指定します。

lifeパラメータで入力ミスの許容回数を設定できます。“3”を指定すると3回まで入力ミスが許容され4回目の入力ミスで失敗に。“0”だと即座に失敗になります。失敗したときに特定のシナリオにジャンプするような動きが可能です（failure_storage、failure_target）。なお、“-1”を指定すると（デフォルト）何度入力ミスしても許容されるようになります。

このタグを使用すると、入力すべきキーが画面に表示されます（以下、目標キーと言います）。目標キーのデザインはカスタマイズ可能です。[glink]のデザインを適用したり（button他）、背景色や文字色を個別に設定したりできます（text_color、bg_colorなど）。-

入力には制限時間を設けることができます（time）。制限時間内に成功できなかった場合に特定のシナリオに飛ぶような動きが可能です（timeout_storage、timeout_target）。さらに、あらかじめ作成しておいた[ptext]領域に残り時間を表示することもできます（time_ptext）。

[free]や[anim]で目標キーを操作できます。全体を動かしたり削除したりする場合にはname=“qte_command”を指定します。各目標キーに対して個別にアニメーションを適用させる場合はname=“qte_command_key”を指定します。

なお、スマホやタブレットではキーボード入力ができません。[qte_virtual_key]で仮想ボタンを表示することで、スマホやタブレットなどでも仮想的にキーボード入力がでaきるようになります。

キーボード入力イベント用の仮想キーボードボタンを表示します。（通常の文字入力に使えるボタンではありませんのでご注意ください）