【2024年2月27日更新】集英社コバルト・オレンジ文庫におけるパワハラ自殺ご遺族アカウント問題の経緯まとめ
騒動から約二ヶ月半後の2024年2月27日、複数のレーベル関係者のアカウントが、長尾彩子先生はご生存されているとツイートしました。ただし、公式の発表はありません。※長尾先生が全著作の電子書籍の販売停止した事実は変わらないので、何かしらのトラブルがあった可能性は高いです。
【重要】有志の方が問い合わせしたところ、この件は集英社が調査しており何かしら発表するという回答を得られたそうです。
間違いや勘違い等があったら、誠に申し訳ありません。
最後までよく読んで判断していただけると、まとめた人間としては助かります。
2023年9月上旬 集英社コバルト・オレンジ文庫でご活躍された長尾彩子先生のご遺族が、追悼アカウントを作成して訃報ポストを投稿する。
(家族の投稿です)
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) September 5, 2023
無名ではございましたが、作家・長尾彩子が2023年8月14日に急逝しました。オレンジ文庫様、マイナビ文庫様等、お仕事の関係者の方々にはご迷惑もおかけしたかと存じますが、長きに亘りお世話になりました。またお手紙等にて本人を支えてくださった皆様のご厚情に心より感謝致します。
詳細は書かれておらず、このころは普通にファンを中心に悼み悲しんでいた。
しかしいいね欄に他の自死遺族のポストがあったので(当時)、一部の人は薄々亡くなった理由に気づいていた。
2023年10月上旬 コミカライズ以外の著作が本人の希望により電子書籍の配信停止になっていることをご遺族が発表する。
>RP
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) October 4, 2023
小説の電子書籍は本人自身の意志により亡くなる直前に各社との契約において全作品の配信を停止して頂いたようですが、漫画化した作品につきましては故人本人が非常に大事にしておりましたため継続して配信されます。翻訳版(『千早あやかし…』のハングル版 )につきましても恐らく継続しています。
故人の遺した仕事につきましては私も全てを把握しておらず、曖昧な点も多々あり申し訳ありません。なお著作権は遺族のもとにあり、未発表の遺作を含め今後どうしていくのかを現在検討しております。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) October 4, 2023
訃報を出すタイミングを誤り、各所、読者の方々を混乱させてしまい申し訳ありません。亡くなるには早い年齢だというお言葉もお見かけしました。実際に健康診断では一つも異常なく、表向きはいつも明るく元気で、私の方が元気をもらっていました。死因は言葉を選ぶ必要があるため後日お知らせ致します。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) October 5, 2023
(承前)
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) October 7, 2023
→長くなってしまいましたが、そういった事情のため、オレンジ文庫様の公式にて彼女の訃報が発表されることは、今後においてもまずないだろうと判断し、こちらにてお知らせさせていただいた次第です。
同時に死因が健康上の問題ではなかったと説明され、集英社オレンジ文庫と何かあったことが察されるポストの投稿があった。
11月6日 他社の新人賞で受賞作放置が問題になった流れで、別の作家が集英社コバルト文庫でも受賞作放置があったと投稿する。
こう、今だから言いますが、実はコバルトのノベル大賞佳作を頂いたときに、私もあまり担当編集さんから連絡がなく、結果的に文庫刊行に至らなかったのですが(もちろん私の力不足もあります)
— 深志美由紀 (@angelusace) November 6, 2023
のちのち編集長や同期作家さんから「あの時のあなたの担当は仕事しなくて有名だった」と言われた事があり....
直接は関係のない事案だったが、おそらくここでコバルト文庫・オレンジ文庫を告発しやすい雰囲気が醸成された。
11月7日 様々な出版社でのトラブルについての投稿が相次ぐ中で、ご遺族が長尾彩子先生の死因は編集者に日常的に暴言を吐かれ続けた末の自死であったと明かす。
妻はコバルト・オレンジ文庫で執筆していた折、デビュー当時から変わらなかった担当編集さんから日常的に罵詈雑言を浴びせられていたことが原因でPTSDを発症し、治療の甲斐なくこの夏にみずから命を絶ちました。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) November 7, 2023
出版業界でこのような悲劇がもう二度と起こらないことを自死遺族として切に祈ります。
悲惨な事実に、ファン以外の間でも投稿が拡散される。 本人に代わってお礼を申し上げます。 多くの方にフォロー頂き驚いていますが、こちらは月命日の前後に故人を偲ぶだけのアカウントです。 また故人が全ての著書の電子配信の停止を希望した理由ですが、担当編集の方に22歳から(上記の1年を除く)8年間にわたって繰り返し(妻の)作品が無価値であると言われ続けてきたことから、自分の作品には価値がないのに読者にお金を払わせてしまうのは申し訳なく、また、恥ずかしいからということでした。 紙書籍の回収は叶わなかったようですが、電書の配信停止やその他の契約に関しましては他部署の方に何から何までお世話になったそうで非常に感謝しておりました。
さらに翌日には補足のポストが投稿される。
千早あやかし…最終巻につきましては妻も書き上げようと尽力していたのですが、原稿を前にするとフラッシュバックが起こる、手が震える、涙が止まらなくなる等の症状が強く出るため筆を置かざるをえなかったようです。
作品を読んで下さりありがとうございました。
一点補足として「…が~ない童話」シリーズの2・3・4巻執筆時は一時的に別の編集者の方に担当して頂いたようで(お名前は存じ上げませんが…)、「素敵な1年間だった」と故人は何度か話してくれました。
私は小説家ではなく語彙力もないためうまく言えないのですが、同じ出版社の中で故人が信頼のおける方々にも恵まれていたことは確かです。
約8年間も問題の編集者に書くものすべて無価値な作品だと言われ続けてきた結果、長尾彩子先生は自著の配信を停止し命を断ってしまった。
そのうち別の出版社から出し直すのだろうと信じていたファンもいたが、実際は違っていた。
11月9日 問題の編集者はまだ集英社オレンジ文庫に在籍しているのかという質問に、2023年1月の時点ではまだ在籍しているようだとご遺族からの回答がある。
複数の方から同じ質問を頂いたので回答させて頂きますが、編集部から今年ご実家に来た年賀状を見た限り妻の担当編集者はまだいます。異動がほぼないという編集部なので今後も長くいらっしゃると思います。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) November 9, 2023
妻が死に年賀状が来ることはもうないので来年以降のことは申し訳ございませんがわかりかねます
2023年11月現在も、問題の編集者は集英社オレンジ文庫にいる可能性が高いが、今のところ公式の反応はない。
追記1 マンガの出張編集部での暴言で問題になったデジタルマーガレット編集部にも、コバルト・オレンジ文庫出身の編集者がいたとのこと。
あれ?デジタルマーガレットの編集さん、HPの画像と名前変わってる??
— ハコ (@hxaxcxox) October 18, 2023
←現在 今朝→ pic.twitter.com/VgiPCiZwYt
漫画の出張編集部で問題になったのは別人で、オレンジ文庫で今問題になっている編集者も別人ですが、両方の人物の隣にパワハラを黙認する人物がいたということにはなるかもしれない。
追記2 集英社オレンジ文庫は当初、ご遺族に哀悼の手紙等を送っていなかった。
家内が生前お世話になった編集部のうち、集英社コバルト文庫・オレンジ文庫様以外の編集部様からは本日までに哀悼のお手紙を頂戴しております。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) November 18, 2023
晩年の彼女に温かく手を差し伸べ、執筆の機会をくださったポルタ文庫様、マイナビ出版様には心より感謝を申し上げます。
後日改めてご連絡を差し上げます
故人は確かに集英社オレンジ文庫様の売上に寄与しなかったのかもしれません。いつも自分で自分は赤字ばかり出してしまう駄目な作家だからと言っていましたから。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) November 18, 2023
ですがまるで妻が存在していなかったかのように扱われると、彼女が集英社で小説を書き続けた彼女の20代はなんだったのかと虚しくなります
いっそ家内が関わったすべての出版社様がそうであれば出版業界とはそんなものかと気にならなかったのでしょうが、ポルタ文庫様とマイナビ出版ファン文庫様からは一般的な会社のように故人を悼み、偲び、遺族をお気遣いいただくお言葉をいただいてしまったために、非常に複雑な気持ちではあります
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) November 18, 2023
追記3 その後のご遺族のアカウントの投稿と、そこに書かれたオレンジ文庫の対応。
オレンジ文庫編集部はその後一切ご遺族に連絡してなかったわけではなさそうで、遅くとも11月末には作家さんのご両親には何度か電話をしていたとのこと。
ただ編集部が電話をかける相手が、アカウントのご遺族(=パートナーの方)ではない理由が不明です。
なおアカウントのご遺族もオレンジ文庫編集部宛の内容証明郵便を義実家の住所から送ったと述べていて、以前のポストには編集部からの年賀状がご実家に届いているとも書いてありました。
またご遺族のポストには編集部へのDMのスクショもありましたが、双方の個人情報が含まれていたのでここにはまとめないでおきました。 RP こちらのアカウントはもともと妻の本を読んでくださっていた読者の方々へ彼女の逝去をお伝えするために開設したアカウントですので、集英社オレンジ文庫様より訃報が発表されましたら、継続する理由もございませんので削除いたします。 ただ現在のところ、義実家より集英社オレンジ文庫編集部宛にお送りさせていただいた訃報をお知らせする特定記録郵便もメールも全て無視されている状況の為、暫くは続けることになりそうです。 故・長尾彩子の親族の者です。 もうどうあっても無駄だということがよくわかりました 今は虚脱感しかなくこの先どうするかということを考えられる精神状態ではありませんが、温かいお言葉をかけてくださった方々誠にありがとうございました。 今回の件で妻の著書にご興味を持っていただいた方もいらっしゃるかと思われますが、集英社から刊行された本の市中在庫につきましては、妻が生前、回収したくともできなかったものです 全てが無意味に終わったため、本日をもって当アカウントを削除いたします。 妻は2013年の春頃から、しばしば唐突に、悲しくもないのに涙が零れるようになった、それが鬱病の始まりの症状だとすぐには気づけなかったと話していました。彼女はまさか自分が鬱病になるとは、PTSDを発症するとは思っていなかったようです。 自分の身に何かおかしな症状が出るようになったら、どうか1日でも早く心療内科を受診してください。ご自分の心身を大切にしてください。若くして死なないでください。
これは自死遺族も同じことで、加害者側の声も聞きたくないというのが本音だと思います。
義両親は編集長から日に何度もかかってくる電話で体調を崩しました。妻が亡くなってからまだ4カ月も経っていません。彼女は三姉妹の末っ子でとりわけ大事にされていました。義両親にご配慮頂ければと存じます
退屈なアカウントですので、フォロワー様方におかれましてはいつでもフォロー解除していただいて構いません
郵便物もメールもご覧いただけていないようなのでコバルト文庫公式アカウントにDMをお送りいたしました。ご確認の程よろしくお願いいたします。
私たち遺族の願いはただ故人の訃報を出していただくことだけでしたが、義両親の声も私の声も集英社オレンジ文庫様には届きませんでした
これが個人にできることの限界でした
なんの力にもなれなかった
天国の妻にはすまない気持ちでいっぱいです
またご批判の声も多く頂戴いたしました。不快な思いをさせてしまった皆様には心よりお詫び申し上げます。
妻の遺志を尊重した上でのお願いとなりますが、童話シリーズ、千早シリーズ等のご購入はお控えいただければ幸いです
もし今、理不尽な言葉の暴力に苦しんでいる作家の方がいらっしゃったら、どうか、精神を患う前に逃げてください。断筆は難しいとしても、少しの間休筆なさってください。私は鬱病も早期発見と治療が必要だと考えています。
作家の皆様のご健筆と、読者の皆様のご多幸をお祈りしております。
現在、唯一電子書籍で購入できる長尾彩子先生原作のコミカライズ
漫画というのはこちらです。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) November 9, 2023
デジマの記事が削除されていますが、今後も電子書店でご購入いただけます。加々見先生には故人がデビュー間もない頃から複数の作品でお世話になりました。妻は先生に作って頂いたという千早…のグッズを宝物のように大事にしていました。今は私が大切にお持ちしています。 https://t.co/s36xb4Xfqq
※ただし著作権はご遺族にあるものの、原作料は放棄されているようです。
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