昨日の続きです。
<開発環境>
・PCにはLabVIEWみたいなグラフィカル環境がある
・PCにはVisualStudioやEclipseみたなIDE(統合開発環境)がある
・PLCはラダーもしくはニモニック
・ただ、PLCにもIDEのような環境はある
・単純なON/OFFなら素晴らしい環境ではある
・データや数値と画面との連携はPC側の方が若干やりやすい
・ややこしい計算や演算処理はPLCでやりたくない
・価格はiQworks(220k),VSpro(90k),LabVIEW(400k-700k)
・LabVIEWは開発工数を相当、圧縮できる
・VSproは玄人向け、iQworksは比較的簡単かな、くらい
・妙なことをさせたいならVSpro最強
・InTimeアプリはVSpro限定
・VSproはドライバやライブラリが豊富
・ただ計測器メーカーはだいたいLabVIEWドライバを提供してる
<将来性>
・ラダーなPLCはほとんど国内のみ、一部隣国も?
・世界規模の産業+ムーアの法則で前進中?
・ただし、PLCも実はSH-4やARMをベースに動いているので、
そのあたりの性能向上の恩恵に預かれる
・国内ではユーザと供給業者の層が厚い
・統廃合はあるだろうけど、PLC自体は相当続くかも
・ただし、中身はRTOSを使ったIPCもどきになるんだろう
・ラッパークラスとして、ラダーIDEがついている形の
<装置サイズ>
・PLCはDINレールにのっかる
・PCもAtomやULV-Celeronのおかげで最近はDINレールにのっかる
・でもWindowsをのっけるとなるとそれなりになる
・Windows Embedded CE なら別だが
・でも結局はPLCも盤やボックスに入れるので同じ
・出自が異なるので、PCを小さくするのは辛いかもしれない
・逆に「コントロールセンターは小さくしてもしかたない」
・そういう割り切りをできないとPCは使えないかも
<データ処理>
・PLCでもできないことはないけど
・すごく低レベルの処理で書いていかないといけない
・レジスタもそんなにないので、データ点数が増えるとつらい
・その点、PCはRAMや補助記憶装置が豊富
・特に広大なメモリをリニアに確保できるのは素晴らしいかも
・FETや統計分析、まあ記述しうるかぎりの処理ができるし
<安定性>
・PLCはプロセスの概念がない
・他のタスクがこけるとかがそもそもない
・もっとローレベルなんで
・そしてラダー構造上、こける処理が書けない
・コンパイルエラーになるようになってるんで
・たとえOSがあったとしてもかなり安定かと
・RTOSでプロセスをこけさせてハングさせるのは割と簡単
・まあ最近のRTOSはアクセス保護するようになってるみたいだが
・Windowsは意図的にこけさせるのは難しい?
・でもハードウェアまわりのドライバにバグがあったら一発
・特権モード+アクセス保護の概念は制御向きではないのか?
・一般的にはPLCの安定性をPCで実現しようとすると大変
・大変だし、だいたいの場合お金がかかる
・LinuxのRTカーネルに期待、あとTOPPERS/JSPか
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まだまだ明日に続きます。
っていうか、もうちょっと眠くて限界。
2009年11月26日
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