JSフードシステム社の案がどのように採択されたのかを調べていると、大変気になる点に気が付きました。現状のプランが提案募集要件を満たしていない可能性が高いのではないかと考えています。

清閑亭のプロジェクトは
「【R2年度民間提案制度】旧支所及び清閑亭の利活用に係る提案募集」によって民間から提案募集をした上で採択されているようです。
提案者数が9者あったようで、なぜJSフードシステムが採択されたのかも詳細を確認したいところですが、もっと気になるポイントがありました。

清閑亭には付属資料が用意されており、https://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/474288/1-20210318125905.pdf

要件には下記のように明確に書かれています。
①土地（国指定史跡）は、現状からの変更、または保存に影響を及ぼす行為は行えません（例えば、新築、増築、掘削等）。

前回の、投稿の通り、明らかに増築をされているはずです。
https://note.com/seikanteimondai/n/nfc97336fe4f4

また、こちらは近隣の方が、工事中に清閑亭の前に貼られていたものを撮影したものとなりますが、明確に「増築」と記載されています。

なぜ公平な基準で公募されたはずの条件が、しかもいちばん重要であろう条件が、採択後に変更されているのかは理解に苦しみます。

他にも気になっている点は多々あるのですが、まずはこちらの内容に関しての情報公開請求を進めていきたいと思います。

• そもそも増築されている土地は「土地（国指定史跡）」に該当するのかどうか。

• 該当していない場合においては、どこまでが該当しているのか

• もし該当している場合には、どのような経緯で提案時の条件が変わっているのか。