初めてカースト制度の存在を知ったときは
「なんでこんな変なものをつくったんだろう?」
と子供心に、批判しか感じませんでした。
カースト制度によって
どれだけの人が苦しんできたかを考えると
カースト制度のない国の人にとっては
おそらくまったく理解できない
悪習に感じられると思います。
でも、今回、先祖のことを調べるため
インドのことを勉強するうちに
この時代、この地域に
カースト制度は必要だった。
と思えるようになりました
実は以前、何かの本で
「悪習と言われるカースト制度も
その時代のインドには必要だった」
と読んだことがあるのですが
そのときは
理由がわからずじまいでした。
でも、私もいくらか人生を歩んできて、世の中のことを知るにつけ、理解できるようになってきました。
ようは精神性の問題だと思うのです。
民度と言った方がわかりやすいでしょうか。
インドの国民全員が、お釈迦様のように精神性が高かったら、とうぜんカースト制度は必要ないのですが
まだまだ精神性の低い時代には、何かで統制しなければ、広い広い国土は、無秩序に、殺戮や窃盗で、むちゃくちゃになっていたかもしれません。
精神性が高くなればなるほど、何の縛りも必要なくなっていくのだなーと
歴史を学ぶごとに、感じます
ちなみになんですが
お釈迦様の髪型は
お団子むすびではないことを
ご存知ですか?(*^▽^*)
これは髪型ではなく
悟りで知恵があふれすぎて
第二の脳が
ボコッと飛び出している姿
だということを