高速バスが停車すべきバス停を通過したなどとして、ジェイアール四国バスが26日に四国運輸局から行政処分を受けました。
ジェイアール四国バスによると、2023年9月7日午前10時ごろ、高知駅発・京都駅行きの高知エクスプレス号が、本来停車すべき「土成バス停」(徳島)を誤って通過しました。また通過してしまったことに気付いた運転手が、予約状況を確認するため、運転中に業務用のスマホを操作したということです。実際に土成バス停で乗る予定の客はいなかったということです。
この問題を受けて、四国運輸局はジェイアール四国バスに対して「高知支店の高速バスの10日間使用停止」と「警告」の処分としました。
ジェイアール四国バスは「全乗務員に対し乗降バス停留所停車の際の基本動作を改めて徹底する」などとコメントしています。