市長は、施政方針の最後に「終わりに」という項を設け、次のように主張します。


① 財政指数は確実の改善、経常収支比率は2019年の98.2%が、2022年度に94.4%へ、財政調整基金は6億円が2022年は9億円まで回復した。


② 「未来への投資」に取り組み、「世界で一番住みたいと思えるまち」に必要は要素を集めた。教育環境の整備はその最たる例です。


③ 文化や産業の振興も重視してきた。


④ これらの取り組みが「地域への誇りと愛着」につながる。


⑤ 市の衰退を許してきたのは、旧町意識です。


⑥ 「新/真・安芸高田市」という言葉は、市が生き残る唯一の活路を示している。



①は、市民生活や地域経済を無視して経常的経費を切りまくり、公共料金を県内最高クラスに引き上げれば、経常収支比率が一時的に下がるのは当たり前です。

しかし、こうした縮小を繰り返す財政は地域経済を疲弊させ、地域の活力を確実に低下させますので、時の経過とともに財政規模は益々縮小し、経常経費比率が上がるのが通常です。

市長は、安芸高田市を「失われた30年」に突入させているのです。

市長は何もわかっていないようです。



②についても、パフォーマンスとばらまきに近い予算付けに終始しており、市民が納得する教育効果が出ているかは大きな疑問です。



③については、市長は何をもって実績だというのでしょうか。全く見当たりません。



④これだけ市政が混乱し、市長が大ウソをでっち上げて名誉棄損で敗訴した安芸高田市。

「どこから来られました」と聞かれ「(小さな声で)安芸高田市からです」「あ~、あの安芸高田市ですか。大変ですね」といわれるまちに、「地域への誇りと愛着」が生まれるはずがないではないですか。

たわごとを言うのもいい加減にしてください。



⑤市の衰退を許してきたのは、市長が市政を担った空白の4年間が存在するからです。



⑥市民が納得しない「新/真・安芸高田市」などという意味不明の造語を勝手にふりまかないでください。完全に迷惑です。



いずれにしても、市長が示した施政方針は、政策なき思い付きだけの人気取りを狙った独りよがりであり、確実に安芸高田市が衰退していくことを目指しています。



そして、この施政方針は、指導者が持つべき創造力、コミュニケーション能力、共感力、問題解決能力等の貧困さだけでなく、人としてのやさしさ、包容力等が完全に欠落していることを如実に示しています。



したがって、提出された予算もその程度のもので、何ら評価に値しません。
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