高校生・高等専門学校生を対象に、既存のジャンルにとらわれない先進的で意欲的な「科学技術自由研究」の成果を募集した「第2回ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ 高校生“科学技術”チャレンジ(JSEC2004)」の最終審査会と表彰式が、去る11月6日・7日、東京都江東区の日本科学未来館で開催された。
今回の募集には生物学、物理学、化学、地学などの15ジャンルから161件の研究が寄せられ、厳しい書類審査ののちに30組が最終審査に残った。6日の最終審査会では午前と午後の2回にわけて30組によるプレゼンテーションと審査が行われた。どのチームも緊張しながらも、研究内容を精一杯にアピール。審査員も対等の研究者と接するかのように、容赦ない質問を浴びせ、真剣勝負で審査を行った。
7日の午後は表彰式。JSEC名誉アドバイザー・小柴昌俊氏からのお祝いの言葉に会場が沸いた後、緊迫した雰囲気のなか全13の賞が次々と発表された。栄えある文部科学大臣賞は吉藤健太朗君、三浦裕清君、日野剛史君(奈良県立王寺工業高等学校)の電動車椅子の研究に決定。加えて最優秀賞の鈴木智之君(神奈川県立平塚農業高等学校)、優秀賞の箱崎亮太君、作田晴朗君(広島県立広島国泰寺高等学校)の3組が、2005年5月に米国で開かれる国際学生科学フェア「ISEF」への出場権を獲得した。審査委員代表の上野信雄氏の総評に真剣に耳を傾ける高校生たちからは、早くも次回に向けての決意が感じられた。最後に参加者全員に審査員まで加わった記念撮影が行われ、表彰式は幕を閉じる。その後の交流会では受賞者がインタビューに応じ、喜びをかみしめながら、全国の仲間と歓談。会場には名誉アドバイザーの小柴氏を始め、審査員、協賛企業の方々も参加し、有意義なひとときとなった。
「出る杭を伸ばす」をモットーに、未来の科学者の卵の発掘を目指すJSEC。今回は昨年より飛躍的に全体的なレベルがあがっており、ISEF出場者のアメリカでの活躍にも期待がもてる。JSECから世界的なスケールの科学者が続々と登場する日も、そう先のことではないかも知れない。
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吉藤健太朗、三浦裕清、日野剛史
(奈良県立王寺工業高等学校) |
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鈴木智之
(神奈川県立平塚農業高等学校初声分校) |
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箱崎亮太、作田晴朗
(広島県立広島国泰寺高等学校) |
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工藤奈津樹、山本知佳、尾割豪史
(岩手県立盛岡農業高等学校) |
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渡部博
(千葉市立千葉高等学校) |
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佐藤真帆
(私立ノートルダム清心高等学校) |
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前野清太朗、西澤尚平
(石川県立金沢泉丘高等学校) |
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吉藤健太朗、三浦裕清、日野剛史
(奈良県立王寺工業高等学校) |
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増田記庸、津久井匠隆、石川雄太
(私立明照学園樹徳高等学校) |
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早川卓志
(私立東海高等学校) |
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吉井美貴、遠山明菜、小川あかね
(私立九州国際大学付属高等学校女子部) |
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松崎紗矢香
(京都市立堀川高等学校) |
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小山裕幾
(新潟県立長岡高等学校) |