役所へ向かうための準備を終えた二人は家を出た。
「今日はいい天気でござるなぁ」
「そうだねぇ」
スンスン何か嫌な匂いがする。
「あれ!?いろはちゃんその男誰!?」
「なんだ、沙花又でござるか。臭いから近寄るなでござる。」
「えぇ!?酷いよ〜!」
野生のような臭いの沙花叉クロヱが現れた!
「で?誰なの?その男(圧)」
「風真の結婚相手でござるよ!」
「あぁなるほどね。ってえぇ!?けけけけ結婚相手!?」
「そうでござるよ?」
「ほんとに!?ドッキリじゃない?」
「俺も朝聞いてびっくりしたけどそうだよ」
「えぇ!?(困惑)」
「朝聞いたって何?え?どういうこと?」
「今日朝、颯君の家に行って結婚するって言ったでござる。」
「よくそれで納得したねぇ」
「まぁ元々いろはちゃんを推してたし。」
「だからかぁー」
「おめでとう!2人とも!」
「「ありがとう!」でござる!」
「ちなみに今はじゃあデート中?」
「いや、これから役所に婚姻届を出しに行くところだな」
「はや!」
「というかholoxのみんなにはこのこと伝えてなかったの?」
「あ、忘れてたでござる!」
「忘れてたって、、、、YAGOOには?」
「伝えてなかったでござる!」
このこ誰にも言わずに独断でこれ実行したの?
「まじか、役所に行く前に事務所に行ってYAGOOさんや関係者に伝えてきなさい」
「わかったでござる、、、」
ということでYAGOOに伝えるために何故か俺も一緒にホロライブ事務所へ向かうことになった。
「そういえば、沙花又は何してたでござるか?」
「沙花又はholoxのアジトに向かうところだった!じゃねー!」
「なんだったんだアイツ、臭い匂いだけ撒き散らしてったぞ」
「ほんとに迷惑でござるよなぁ」
「ちなみに事務所ってやっぱり爆発とかするの?」
「時々吹き飛ぶでござる」
あれ嘘じゃなかったんだ、、、、、
「まぁ取り敢えず事務所に向かおうか」
「そうでござるな」
そのあとは他愛もない雑談をしながら向かっていた。
「なんでいろはは忍者になったの?」
「だーかーらー!風真は忍者じゃない!のっとにんにん!いぇすじゃきんじゃきんでござる!」
なんて話をしたり、
「颯くんは大学とか言ってるでござるか?」
「来月から入学だね」
「どこの大学でござるか?」
「○○大学だよ」
「一緒でござる!風真も来月から入学でござる!」
「そんな漫画みたいな展開が実際にあるとは思ってもみなかったなぁ」
「もし良かったらでいいんでござるが、大学には一緒に行きたいでござる!いいでござるか?」
「もちろんだよ!」
というような話をしていると事務所の前へ着いた。
ここが事務所か、思ったより広そうだなぁ