2024.02.23
# アントニオ猪木
# プロレス
「同じ病院で包茎手術を受けた仲だからね」六本木で毎日朝まで飲んだ…愛弟子が明かす猪木の素顔
リングだけでなくプライベートでも交流が深かった藤原は、猪木が愛弟子に見せた意外な素顔についても『猪木のためなら死ねる! 最も信頼された弟子が告白するアントニオ猪木の真実』(宝島社刊)で明かしている。
前編『「異色の対決」はなぜ実現したのか…?猪木の愛弟子・藤原喜明が語った「TOBE滝沢秀明vsアントニオ猪木」の真相』では、力道山のメモリアルイベントで実現した「滝沢秀明 vs アントニオ猪木」の異色の一戦がどのような経緯で生まれたのか、知られざるエピソードを紹介した。
「六本木で逢い引き…まるで愛人みたいだった(笑)」
アントニオ猪木は現役引退後、UFO、PRIDEエグゼクティブプロデューサーなどを経て、05年、自身の保有する新日本の株式をユークスに売却し、オーナーから身を引く。
そして07年にIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)を旗揚げする。藤原もIGFにたびたび関わるようになり、この時期からプライベートでの交流も増えていった。
藤原――IGFが始まってから、猪木さんとよく一緒に酒を飲ませてもらうようになったんだよ。俺はIGFの立会人をずっとやらせてもらってたからね。IGFって大会終了後に毎回ファンもお金を払えば参加できるパーティがあって、そこに猪木さんが来て「1、2、3、ダーッ!」とやって盛り上げて帰るんだよ。
その帰り際、俺が近づいて「お疲れ様でした!」って挨拶すると、猪木さんが小声で「おい。六本木で待ってるぞ」って言うんだ。俺は「はい!」って言ってすぐ追いかけていってね。なんか、愛人が逢い引きするみたいだろ(笑)。それで朝方まで一緒に飲むわけだ。
猪木さんは普段からいろんな人と会わなきゃいけない人だから、俺みたいなのと一緒にいると、ホッとひと息つけるんだろうな。昔は鞄持ちとして、年がら年中ついて回ってたわけだしね。