「オーストラリアに短期留学しようか悩んでいる」「短期留学でどんなコースがあるのか知りたい」と、留学について疑問や悩みを持つ方は多いと思います。
オーストラリアは、1週間の短期留学でもたくさんの留学プランがあり、自分の目的に合った学校を見つけることができますよ。
今回は、オーストラリアへの短期留学について、おすすめの都市や、どんな留学方法があるか、費用などをご紹介します。
オーストラリアへの短期留学を検討している人はぜひご一読ください。
[目次]
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まずは、留学するなら知っておきたい、オーストラリアの基本情報をご紹介します。
オーストラリアの総面積は世界で6番目に広く、自然が豊かで、コアラやカンガルーなどたくさんの野生動物が生息しています。
国は6つの州とその他の特別地域に区分されていて、首都はキャンベラです。
オーストラリア政府は、1970年代から多文化主義を掲げ移民を積極的に受け入れており、現在ではオーストラリアで暮らす人のおよそ30%は国外生まれといわれています。
多民族国家なので、初めての留学先でも安心して留学ができます。
オーストラリアの公用語は英語です。日本ではアメリカ英語を学びますが、オーストラリアはイギリス英語の影響を受けています。
ただ、オーストラリアの英語は「オージーイングリッシュ」と言われており、独特なアクセントや訛りがあります。
例えば、「a」は「アイ」と発音されたり、「good day」をグッタイと短縮して発音をしたりと特徴があります。そのため最初はアクセントに慣れるまでは、戸惑うかもしれません。
東側にある都市、シドニーやメルボルンは比較的に訛りが少なく聞き取りやすいです。
オーストラリアの通貨はAUD(オーストラリアドル)で、米ドルともNZドルとも違います。オーストラリアドルは、¢(セント)と$(ドル)があります。
オーストラリアの硬貨・紙幣は以下の通りです。
オーストラリアドルのレートは、1ドルあたり日本円にして約84円です。(2021年6月現在)
オーストラリアは土地が広いため様々な気候が存在し、一般的に北部は熱帯で雨季と乾季があり、中部や南部には四季があります。
南半球に位置しているので、日本と季節は逆となり、日本の6〜8月はオーストラリアでは冬、12〜2月は夏です。
オーストラリアの夏はジメジメと湿気ているよりも、日差しが強くカラッと乾燥しています。年間の平均気温は17.9℃と、1年を通して暖かい国で過ごしやすいですよ。
オーストラリアと日本の時差は1〜2時間と少ないです。またオーストラリアには複数のタイムゾーンがあるので、地域によって時差が変わります。
10〜3月にサマータイムがあり、SA、NWS、VICの特別地域のみ1時間時差が追加されます。
日本とオーストラリアの距離はおよそ6,848kmあり、フライト時間は8〜10時間前後です。
シドニーやケアンズなどの主要都市だと、日本からの直行便がでています。都市によって飛行時間が変わり、直行便のあるケアンズだと約7時間半、シドニーまでは約9時間半かかります。
日本からオーストラリアに直行でいける航空会社は、JAL、ANA、カンタス航空、ジェットスターで、東京から直行便がでています。
乗り継ぎの場合、スクート、エアアジア、ジェットスターも乗り継ぎ1回で13時間〜24時間以内で行けるものがあり、費用が安いものもあるのでおすすめですよ。
乗り継ぎの待ち時間を上手く利用すれば、その国で観光したり、免税店で買い物も楽しめたりしますよ。
オーストラリアでの短期留学だからこそできる、特徴やメリットを3つご紹介します。
オーストラリアは短期留学のプログラムが豊富に揃っています。
語学留学はもちろんのこと、飲食店やオフィスで仕事を学ぶ「インターンシップ留学」、チャイルドケアや難民支援をする「ボランティア留学」、コーヒーについて学ぶ「バリスタ留学」などあり、短期留学でも興味のあるプログラムに参加できるので楽しめます。
シドニー、メルボルン、ケアンズなど、各主要都市に有名な観光スポットがあるため、短期留学でも観光を楽しむことができます。
街中の観光スポットはもちろん、自然豊かなオーストラリアならではの観光スポットをめぐるのもおすすめですよ。
オーストラリアは日本人から人気の留学先ということもあり、たくさんの日本人が留学しています。そのため学校やホームステイ先などで日本人と出会うことも多いです。
初めての留学で海外に馴染めるか不安な方や、お試しで短期留学をしたい方には特におすすめです。
オーストラリアでの短期留学1週間にかかる費用相場をご紹介します。
1週間の留学にかかる費用の合計は、およそ20〜30万円です。
学費 | 5〜7万円 |
滞在費 | 2〜3万円 |
生活費 | 3〜5万円 |
渡航費 | 7〜12万円 |
ビザ代 | 2,000円 |
海外留学保険 | 0〜1万円 |
観光費 | 1〜5万円 |
合計 | 18.2万円〜33万円 |
※費用はおよその金額で記載しています。
参考:1週間のオーストラリア留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!
ここからは費用について詳しくご紹介します。
留学にかかる学費は、主に入学金、授業料、教材費です。それぞれの費用相場をみていきましょう。
入学金は約2万円です。入学の際に、授業料以外に学校に払わないといけないお金です。
留学で費用の大半をしめるのが授業料です。1週間の授業料は2〜4万円ほどかかります。都市や学校の立地、コースによっても金額に差は出ます。
教材費は、コースによって扱う教科書や数が違いますが、1冊あたり約2,000円かかります。1週間でも数冊購入すると考え、約1万円の予算はみておいたほうがいいでしょう。
滞在費はどこで滞在するかによって金額が変わりますが、1週間でおよそ2〜3万円はかかります。
現地の人と一緒に生活するホームステイでは、1週間あたりの費用は2〜3万円です。基本的には1日2食など食事もついているので、寮生活よりも若干料金が高くなることがあります。
学生寮は、滞在する期間や、部屋の人数でも費用が異なります。1週間あたり1人部屋だと、2.5万円〜3万円、2人部屋は2万円〜2.5万円、3人部屋は1.5万円〜2万円ほどが相場です。
オーストラリアは日本よりも物価が高く、1週間でおよそ3〜5万円の生活費がかかります。特に食費が一番かかりますが、交通費や通信費は日本と同じくらいか、または日本よりも安いです。
オーストラリアは食費が日本よりも高いです。例えば、500mlのペットボトルは200円ほど、アボカドは1個300円など割高です。
自炊をすれば費用は抑えられますが、外食はレストランだと、一回あたり2,000円〜3,000円かかります。
交通費は、電車やバスは1回につき200〜500円と距離によって違います。大きな都市だと、無料のバスがある場合があり、上手く使えば交通費を大幅に削減できますよ。
通信費は、SIMフリー携帯を持っていき、現地でSIMカードを購入する方法が安く便利です。自分で設定ができるなら、格安SIMをスーパーなどで購入するとかなり安く費用を抑えられます。
設定方法に自信がない場合は、大手の通信会社にいけばSIMカードの購入から設定まで全て行ってくれますよ。
日用品は、オーストラリアのスーパーで安く購入できます。しかし、歯ブラシはブラシが大きいものが多く、値段も割高なので、日本から持ってきたほうが良いです。
1週間の短期留学なら日本から日用品を持っていく方が安く済みますが、オーストラリアはオーガニック製品にこだわっており、質がいい化粧品などもたくさん売っているのでショッピングも楽しめます。
オーストラリアの渡航費は、往復で約7〜12万円します。行く場所や利用する航空会社によって大きく差が出るので、安く抑えたい場合はLCCを利用したり早めに予約をしましょう。
3ヶ月未満の短期留学で留学ビザを取る必要はなく、ETASという観光ビザで入国可能です。このビザは申請の手数料として約2,000円かかります。
留学時には海外旅行保険に加入した方が良いです。ただし、3ヶ月未満の短期間留学であれば、クレジットカード付帯保険も利用できます。
せっかく留学にきたのだから、休日や放課後は観光も楽しみたいですよね。オーストラリアの観光は行く場所や、ツアーに参加するのか、自分で行くのかによっても、費用は大きく変わります。
観光も満喫できるように、お金は余裕を持って用意しておきましょう。
短期留学と聞くと語学留学を想像しがちですが、それ以外にも留学方法は実はたくさんあります。
オーストラリアの短期留学におすすめの方法を3つ紹介します。
まずは王道の語学留学です。語学留学は、英語を学ぶことができます。語学学校のコースやプログラムもたくさんあり、初心者コースからビジネスコース、IELTSコースなど自分の目的に合わせて選べますよ。
オーストラリアでは、大自然を生かしたスキューバダイビングやアウトドアなどのスポーツや、ヨガ、マッサージを習う「おけいこ留学」も大人気です。自分の興味がある分野を英語で学ぶことで、より自然に英語を習得する効果もあります。
おけいこ留学の種類は豊富で、語学の授業と掛け合わせているものも多く、共通の趣味を通して友達も作りやすいですよ。
ボランティア留学とは、現地の人と関わりながらお手伝いをします。
ボランティア留学をすれば、普通の留学ではできない経験をしたり、現地の人とより深く関わることができ、オーストラリアの文化をもっと知ったりすることができますよ。
留学では何が必要なのか準備にも悩みますよね。そんな人に向けて、オーストラリアの短期留学に必要な準備物をご紹介しますね。
まずパスポートがないと渡航できません。パスポートの期限が切れていないか確認し、期限が近い場合は事前に更新しておきましょう。
パスポートを作る場合は、申請から受け取りまで最短でも1週間はかかるので、早めに準備しましょう。
90日間以内の短期留学であれば、留学ビザの申請は必要ないのでETASのみの申請で留学できます。ビザを申請しておりないと、渡航できませんので早めに申請しておきましょう。
航空券も必要です。航空券は、携帯のeチケットでも大丈夫ですが、携帯の充電が切れたり、想定外のことも起こることを考え印刷しておくと安心です。
クレジットカードや現金は必須です。現金は日本円とオーストラリアドルを持っていると安心ですが、オーストラリアドルは日本で変えるよりも、現地で変えたほうがレートはいいです。
キャッシング機能のクレジットカードがあると、現地のATMでお金を引き落とせるので便利ですよ。
海外ではなにか調べ物をしたりグーグルマップで道を調べたりと携帯が必要不可欠なので、SIMフリー携帯があるととても便利です。
オーストラリアで格安の携帯を買うこともできますが、慣れていないと使いづらいので、日本からSIMフリー携帯を持っていくのがおすすめです。
オーストラリアは日本よりも日差しが強いので、サングラス、帽子、日焼け止めは持っていきましょう。またメガネが必要な人は高いので、絶対に忘れずに持っていきましょう。
コンタクトレンズ、シャンプー、洗顔料、化粧品なども必要最低限あると安心です。
行く時期の気候に合わせて洋服を用意しましょう。服や下着は現地で安く購入できるので、必要最低限あれば問題ありません。
水着は日本よりもとても安く、3,000円で上下セットで購入できることもありますよ。多民族が多いオーストラリアでは、サイズも豊富で日本人に合う小さなものも売っているので安心です。
オーストラリアには、それぞれの都市に違った魅力がたくさんあり、どこで留学するか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、オーストラリアでの短期留学に特におすすめの都市を絞り3つご紹介します。
シドニーはオーストラリア最大の都市で、オペラハウスが有名です。2000年にはオリンピックの開催地となりました。
短期留学へ行くからこそ、アクセスしやすいシドニーは便利で観光も楽しめますよ。
現地エリア情報、人気の学校など、シドニー留学の詳細
メルボルンはオーストラリアの南に位置し、シドニーに次ぐ第2の都市です。そして、「世界一住みやすい街」として知られてます。
メルボルンは、オーストラリアでカフェの発祥の地といわれており、コーヒーやラテの質が高く、コーヒー好きにはたまりません。街並みもオシャレで、古着屋、マーケット、カフェなどが楽しめます。
留学生が多いので、語学学校だけでなく、バリスタの学校や専門学校も豊富なので、様々なプログラムがありますよ。
現地エリア情報、人気の学校など、メルボルン留学の詳細
パースは大自然に恵まれビーチが綺麗で、のんびりとした美しい街です。
透き通っているビーチがたくさんあり、車があればロードトリップも楽しめます。最低賃金が高いので仕事をしたい人にもおすすめですが、その分物価は高いです。
パースはのんびりとして優しくフレンドリーな人が多いので、現地の人とも仲良くなりやすいですよ。
現地エリア情報、人気の学校など、パース留学の詳細
オーストラリアに短期留学する際、学校がありすぎて悩みますよね。そんなときに押さえておきたい、学校を選ぶポイントを3つご紹介します。
学校によって、プログラムや授業内容も違います。自分が留学する目的を明確にし、その目的や目標にあった学校を選ぶのがベストです。また、教育の質はいいのか、実際に行った人の口コミや学校の雰囲気も掴んでおきましょう。
どの地域で学びたいのかということも、学校を決める上での大きなポイントとなります。学校はアクセスしやすいほうがいいですし、観光スポットや海から近いと放課後も楽しむことができますよ。また学校の設備は整っているかなどもチェックしておきましょう。
学校を決める上で予算はどれくらいかも重要ですよね。その学校や学ぶ授業のコースにより、予算も大きく変わります。語学学校の平均予算は1週間3〜6万円です。短期留学の予算を計算してみましょう。
どんな語学学校があるか気になる人は、オーストラリアの人気語学学校ランキングもチェックしてみてくださいね。
この記事では、オーストラリアの短期留学についてご紹介しました。
オーストラリアは自然豊かで海も美しく、留学も観光も一緒に楽しめます。語学留学のみでなく、おけいこ留学、ボランティア留学と、短期留学でもプログラムが豊富ですよ。
オーストラリアは都市によって留学の特徴や街の雰囲気が違うので、自分の目的に合った留学先や、留学プランを考えてみてくださいね。
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