2024年2月19日(月)
『裏金問題次なる焦点は “政倫審”開催への壁 自民党の本気度を検証』
“政治資金をめぐる問題”を受けて、収支報告書に不記載があった議員対象に自民党が行ってきた「聞き取り調査」の結果が発表された。野党陣営は “お手盛り調査” と批判のトーンを強め、「政治倫理審査会」への安倍派幹部らの出席を求め続けている。予算成立を睨んで与野党攻防が激しさを増す中、岸田政権はどこまで “本気” で「政治刷新」に取り組む覚悟を持っているのか? “政治とカネの問題” をめぐる最新動向と決着点を徹底議論する。
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牧原秀樹自由民主党衆議院議員 党「政治刷新本部」幹事山井和則立憲民主党衆議院議員 党「政治改革実行本部」副本部長林尚行朝日新聞ゼネラルエディター補佐
2024年2月20日(火)
『文科相不信任案の次は ▽“訪朝談話”の狙い 北朝鮮論法への対応策』
旧統一教会問題で、不信任案が出された盛山文科相。最新世論調査で最低支持率を更新した岸田政権。野党攻勢への対応は。北朝鮮・金正恩総書記の妹・金与正氏が「拉致問題を障害物とみなさなければ、岸田首相の訪朝もあり得る」との談話を発表。金総書記の能登半島地震に対する見舞い電報に続く日本への秋波か、それとも日米韓の連携に対する揺さぶりか。談話の意図を徹底分析し、岸田首相が訪朝することの是非を含めた日朝関係への影響や、米国と韓国への影響などを徹底議論する。
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佐藤正久自由民主党参院議員 元外務副大臣田中均日本総合研究所国際戦略研究所特別顧問 元外務審議官平井久志共同通信客員論説委員
2024年2月21日(水)
『日中自動車戦争が勃発 輸出首位陥落の衝撃度 東南アジアで覇権争い』
新車輸出台数で中国に抜かれ、7年ぶりに首位から陥落した日本。EV車で次なる覇権を虎視眈々と狙う中国だが、その実力は如何ほどなのか?日本のお家芸かつ経済の屋台骨・自動車産業は大きな岐路に立たされているのか?東南アジアで高いシェアを持つ日本の牙城を中国はどう攻略しようとしているのか?“もしトラ”で今後の自動車産業の潮流に変化は?日中自動車戦争の行方と日本の戦略について議論する。
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真田幸光愛知淑徳大学教授中西孝樹ナカニシ自動車産業リサーチ代表アナリスト湯進みずほ銀行主任研究員
2024年2月22日(木)
『浅田彰×先﨑彰容対論 ウ侵攻2年に緊急考察 戦争の日常化と日本人』
間もなく丸2年が経過するロシアのウクライナ侵攻。東西冷戦終結後、同じような「力による現状変更」は、高圧的姿勢で国益を追求する中国のアジアや、排他的対立が続く中東でも繰り広げられ、国際社会に重くのし掛かり続けている。その中で日本人や日本社会はどう変容しつつあるのか?世界と人々の様相の変化を批評家・浅田彰氏と思想史家・先﨑彰容氏が、それぞれの視点から日本の「今」と「これから」を徹底分析・議論する。
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浅田彰批評家 京都芸術大学教授先﨑彰容思想史家 日本大学教授
2024年2月23日(金)
『元自衛隊3将官が分析 ウ軍形勢逆転の秘策は 砲弾不足補う新兵器は』
ロシアによる侵攻からまもなく2年。東部の要衝アウディーイウカがロシア軍に制圧され、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は「構成から防衛」へと防衛強化を重視する方針へと変えた。西側諸国からの武器や弾薬の供給も弾薬も不足し、ウクライナは苦しい戦いを強いられている中で、ウクライナ軍に形勢逆転の可能性はないのか。陸・海・空3人の元自衛隊将官が、ウクライナ軍の現状と課題を徹底分析。今後の戦いのカギを探る。
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山下裕貴元中部方面総監 元陸将武藤茂樹元航空総隊司令官 元空将佐々木孝博元在ロシア防衛駐在官 元海将補