救急車の新基準
日本の救急を変える。
救急のプロとともに。
これまで長い時間をかけて、救急隊の役割や活動範囲は大きく広がりましたが、救急車には大きな変化がありませんでした。
そこで、ベルリングは救急活動をアップデートするための
新しい救急車づくりに挑戦しました。
「広い、揺れない、使いやすい」
救急車の新基準、C-CABINの誕生です。
01
C-CABINは、
一般的な救急車と比べ
足元幅
61.5cm
1.5
倍
室内幅
168cm
+15
% UP
搬送から救命処置まで、
よりスムーズな救急活動が行えるように、車内空間を拡張。
新たに生まれたスペースが、救急活動の可能性を広げます。
病傷者の左側からも処置できる
車内幅が拡張されて広くなったことに加え、スライド式のストレッチャー架台と跳ね上げ式シートを搭載したことで、車両右側にも隊員が立てるスペースを確保。これにより、傷病者の両側から救命活動ができるようになりました。
C-CABINでは、ストレッチャーをスライドして位置を変えたり、シートの向きや座面の跳ね上げが可能です。これにより、搬送の状況に合わせた最適な車内空間を実現できます。
多彩なシートアレンジ
通常時のベンチシート
座面跳ね上げ
ベンチシートの回旋
180°回旋メディカルシート
02
C-CABINは、
救急車は揺れるもの
その常識が変わります
救命処置の不安定さや傷病者の酔いなど 揺れに対する現場の声に応え、驚くほど揺れが少ない車両を開発しました。
耐振技術1
拡大FRPパネルの前後・縦横に骨格形状を実装。前後・上下・左右の全方向の揺れに強くし、安定性が大きく向上しました。※特許第7095927号
耐振技術2
乗員・患者が感じる揺れを軽減させるため、救急車の高重量や積載重量に合わせて設計・開発された独自の板バネを搭載。
03
C-CABINは、
救急隊員のストレスや身体的負荷を軽減するために、 工夫を凝らした車両設備を搭載しました。
リクライニングシート
高いクッション性とヘッドレストとアームレストを兼ね備えたリクライニングシートは、長時間乗っても疲れにくく快適です。
3点シートベルト
より高い安全性を確保するため従来の2点ベルトではなく、全席に3点ベルトを採用
電動ストレッチャー
負担が少ない電動ストレッチャーを採用したことで、隊員の腰を守り、女性でも楽に活動可能。
電動2段ステップ
小さなお子様や、足腰の弱いお年寄りでも楽に乗車可能なステップです。バックドアを閉めれば、自動で収納するので収納忘れの心配もありません。
フリーレイアウト収納
レールシステムを採用したことで、機材をより使い勝手の良い自由な位置へ配置する事が可能になりました。また運用後の配置変更も容易にできます。
ウォッシャブルフロア
雑菌の温床になりやすいシリコン目地材を無くし、完全防水素材を採用したことで水洗いによる掃除が可能。隙間もほぼないため、汚れも入りにくい構造になっています。
C-CABIN 開発ストーリー
導入インタビュー
消防
札幌市消防局
福岡市消防局
越谷市消防局
守口市門真市消防組合
別府市消防本部
石垣市消防本部
苫小牧市消防本部
北後志消防組合
病院
ベルリング社製 C-CABIN 主要諸元
車両型式
3BF-TRH226K
ベース車
トヨタ ハイエースバン
駆動方式
4WD
室内寸法 長 *1
3,370 mm
室内寸法 幅
1,730 mm
室内寸法 高
1,850 mm
車両重量
2,915 kg
乗車定員 *2
7名
車両総重量 *3
3,300 kg
最小回転半径
6.3 m
総排気量
2,693cc
*1:患者室部分のみ
*2:ストレッチャー上の1名を含む
*3:積載品によって変動いたします
※車両、および架装に関わる部分は、改良等により、予告なく仕様変更することがあります。
※車体画像に記載の車両全長はリアステップ込みの長さであり、画像とは差異があります。
①酸素ボンベ収納庫
②縦型収納庫
③酸素ボンベ上部収納庫
④リヤクーラー上部収納庫
⑤陰圧対応スライド隔壁
⑥運転席後方縦型収納庫
⑦レールシステム取付品一式
⑧スクープストレッチャー及びバックボード収納庫
⑨ルーフサイド大型収納庫
⑩予備ボンベ収納スペース
⑪消火器収納スペース
⑫展開式大型グリップ
⑬電動2段ステップ
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