Kyoko Shimbun 2008.12.08 News

定額給付金、宝くじ式で 1等2兆円 これは嘘ニュースです

 政府・与党は8日、追加経済対策に盛り込んだ総額2兆円規模の定額給付金について、従来の地方自治体による分配方式を撤回し、これを宝くじ方式で給付することで合意した。政府原案では1等2兆円としているが、これに公明党が難色を示しており、今後は当選金の配分をめぐって調整する。

 8日の閣議後の記者会見で河村官房長官は「定額給付金2兆円を宝くじ方式にする方向で検討している」と語り、当初予定していた個別に給付する方針を撤回することを明らかにした。先週末、経済産業省が「1人1万2千円程度では多くの国民が貯蓄に回すため、GDPへの影響がほとんど見られない」との予測結果を発表したため、麻生首相が給付方式の見直しを指示していた。

 具体案はまだ固まっていないが、年度内にも住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に登録された11桁のコード番号を利用して抽選を行なう予定。当選金は「きっぷがいいから」(麻生首相)との理由で、1等が総取りで2兆円を受け取る方向だ。しかし与党・公明党が「給付金はできる限り国民に広く行き渡るようにすべき」との考え方から、1等1億円を2万本用意する代案を出しており、今後給付金の配分について与党内で調整していく。

 これに対し野党側は「番号くじ方式では、個人の意思が反映できず不公平。国民がドキドキできるスクラッチくじ方式にすべきだ。」と政権批判を強めている。

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