Kyoko Shimbun 2004.03.07 News

「生類憐みの令、検討に値するね」 首相、部会に検討を指示 これは嘘ニュースです

会見で答える首相
 「近ごろ動物虐待が多いですからね。生類憐みの令、検討に値するね」。鳥インフルエンザの影響で捨て鳥が増えていることに関して、小泉首相は6日の記者会見でこのように述べ、自民党部会に生類憐みの令の再検討を指示したことを明らかにした。

 また、午後の定例会見で福田長官は「江戸時代とまったく同じにするつもりはないが、罰則に関してはできうる限り厳正なものにしたい」と述べ、死刑適用の可能性も示唆した。

【用語解説】:「生類憐みの令」
 江戸幕府第5代将軍徳川綱吉が出した動物の殺生を禁じた法令。1687年に発令され、犬・猫・鳥などの生き物への殺生を禁じたものだが、中でも特に犬を愛護したため、綱吉は「犬公方」とも呼ばれた。罰則の過酷さのため、この法令に対する非難は多く、綱吉の死後まもなく廃止された(1709年)。

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