上下反転チャート
これまでの記事で「チャートは上下反転させても同じ」ということを言ってきた。チャート分析の記事でもそれを前提としたものを載せてきた。
「noteについて」より
https://note.com/mako_charter/n/nca95f72f05b7
しかし、「そういうものなので受け入れろ。」と言われて実際にチャートを見せられても、なかなかに腑に落ちない部分もあるとは思う。
①値動きには法則がある。
②値動きは完全に規則正しい。
③値動きは完全にフラクタクルである。
④値動きは上下反転させても同じである。
上記の①と②、②と③、③と④の間には大きな壁があるが、その壁は先に進むほどに大きくはだかっているのかもしれない。。。
そこで、小さなWの形で値が跳ねている〝ヘソ“に合わせたシンプルな引き方はそのままで、目線を固定したままチャートのほうを動かすというか、
ずっと上下反転でチャートを見ようとしなくても重要なチャネルを当てる時にだけ、「バイアスを取り払うために一時的に上下の向きを反対にして角度を取ってみる」ということをお勧めしたい。
たとえば、下の図のような切られ方をするという場合を考える。
エントリーの前に落ち着いて赤丸のところに角度が出ていないかを見る。
ここからがポイント。
「いや、そんなに両サイドまで気が回らないよ。角度のシフトなんて難しい!」という場合、下の図の大きな赤丸のところを見て・・・
斜めのすき間が空いていて気持ち悪い!とならないだろうか。
それで上下反転のままだとやりにくいというのであれば、元の向きに戻してから赤チャネルに従ってトレードすれば良いわけで。
実戦的にこういうやり方であれば、「上下反転させてもチャートは同じ仕組み」だとかいうオカルトを妄信せずとも、〝バイアスを取り払う“また、〝シンプルな引き方は固定したままやれる“という意味で腑に落ちるのではないだろうか。
ちなみに、値動きはトレンド転換した後はそれまでと反対のトレンド角度に沿って進んでいくと言われて「なるほど。確かにそうなっている!」と思った場合、それって上下を逆向きにしたら元の角度のコピーよなと。。。
【ポイント】
①チャートは上下反転させても同じ。
②トレンド転換は逆方向の角度に乗って起きる。
③角度の取り方はそのままにチャートのほうを動かす。
今回はこの辺で。
※今回のイラストは、FXストーリー「Trade for Life」の第6話「3日目」から引用しました。https://note.com/makoln/n/n55ce5ecb775a?magazine_key=m3856c3aac60d
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