星ノ谷しずく×橘一花［Tokyo 7th シスターズ対談］＜2053 2nd Live＞で織りなした光り輝く物語「圧倒的なラスボス感がありました」「勝手にマイちゃんの成長を感じてジーンと来てました」星ノ谷しずく（一ノ瀬マイ役）×橘一花（タン・シヨン役）対談

インタビュー：塚越淳一
撮影：河邉有実莉

2ndライブは、一体感が生まれた気がしました（星ノ谷）

ーーまず、お互いの第一印象から教えてください。

橘：
私は最初、画面越しで見たんです。Asterlineのキャストが発表になった時に、私には合格通知が来ていなかったので“この子たちが受かったんだ！”と思って。その時は“めっちゃ（一ノ瀬）マイちゃんじゃん！”って思ったので、第一印象は“めっちゃ、マイちゃん”でした。写真でしか見ていないけど、この子は受かるよな～って、少し寂しい気持ちもあって。

ーー同じAsterlineのオーディションを受けていたんでしたね。

橘：
そうなんです！　だから悔しい寂しい気持ちと、この子、めっちゃいいなぁという気持ちの両方がありました。

星ノ谷：
ありがとうございます。私もお写真で見たんだと思います。最初の方って実際にお会いする機会がないので、名前で調べたんです。それで、どえらい美人さんがいらっしゃったなと思って。そのあとにお歌を聴いて、こんな方が入ってきたら、Asterlineは食いつぶされちゃうぞ！って思いました（笑）。

ーー確かにRoots.とぶつかったら怖そうですね（笑）。

星ノ谷：
そうなんですよ！　だから物語とかは、どうなっちゃうんだろうって。

橘：
でも、どちらもそれぞれの道を真っ直ぐ進んでいるからね（笑）。

ーータイプが違うから、棲み分けはできそうですけど。

橘：
ファンのみなさんも、タイプが違うからどちらも好きになってくれると思うんです。そこはケンカする感じにもならない気がする。

星ノ谷：
確かに確かに！

ーー実際に対面したのは、どのタイミングなのですか？

橘：
たぶんライブのタイミングですよね？

星ノ谷：
確か単独公演の時だったと思います。

橘：
だから2053のコンテンツが始まって、しばらく会えていないんですよ。天希かのんちゃんとはお会いしていて、その時も“まだ、しずくちゃんとまりりさん（山田麻莉奈）に会えてないんです”みたいなことをしゃべった記憶があるので。

星ノ谷：
だから1stライブ（2023年3月4日に府中の森芸術劇場 どりーむホールで開催した＜Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail＞）のゲネプロで初めてお会いできたんです。

橘：
楽屋は別々だったけど、みんなでお菓子パーティみたいなのをやってたのかな。

星ノ谷：
ただ、それでもけっこうスケジュールがタイトだったから、話はなかなかできなくて。

橘：
ゲネの緊張感があるのに、お会いしたことがない方がたくさんいたから、すごく深くは絡めなかった印象があります。

星ノ谷：
でも、私たちの事前情報としては、Roots.さんはめちゃくちゃギャルだと聞いていたんです（笑）。

橘：
それはどこでも言われる（笑）。

星ノ谷：
だから、どんな方々なんだろうと思ったら、まさしくギャルで！　お話も上手だし、明るいし、すごい方々だなぁって思いました。

橘：
Pop'n'Rollの記事を見ていると、大体みんなギャルだって言ってるけど、そうなのかなぁ（笑）。でもまぁ、テンションは高いんでしょうね。あと、すぐちょっかいを出しに行くから。私的には、どのくらいしずくちゃんに食いついていいんだろう？みたいなところは探り探りだったんです。けっこう人見知りしますよね？

星ノ谷：
話し下手で人見知りなんです……。でも、来てください。

橘：
私の会った時の印象だと、マイちゃんは明るくてよくしゃべる子だけど、しずくちゃんは、奥ゆかしい、おしとやかな子だなという印象でした。楽屋で座っている姿すら綺麗で。だから役とはちょっと違うのかな？って思ったんです。

星ノ谷：
あははは（笑）。確かにそうかも。

橘：
でも、かのんちゃんに聞いた話では、しずくちゃんはマイちゃんのまんまだよってことだったので、まだ人見知りしているのかな？って思ったんです。

星ノ谷：
多分かのんちゃんがそう言ってくれたのは、メンタル面というより、一直線に走って失敗するというところだと思います（笑）。空回りがちっていうんですかね？　アドレナリンが出すぎてしまうんです……。

橘：
それは確かにマイちゃんっぽい（笑）。でも2ndライブの時の方が、みんなとしゃべれたから、私はハッピーでした！

星ノ谷：
2ndライブは、一体感が生まれた気がしましたよね！

橘：
前回は楽屋が別だったけど、今回はみんな一緒だったから。

星ノ谷：
そうなんですよね！　だからみんなと話せてよかった。

橘：
距離は縮まりましたね。