クロノアクロニクル 第65回! しかしサウンド担当者によると「それは音楽理論的に繋がらないのでできない」と言うのです。
それでも頭の中では完璧にタイミングができていたので粘りに粘りました。 「♪ラ~~~、ラァ~~~~~~………、1、2、3、ハイ! ♪ララララ~ラ~ってしてほしいんですよ」と。
でもそれが音大出身でクラシックを勉強してきた彼女には違和感でしかなかったんでしょうね。必死に説明してくれるんですけど、わたしは頭の中で気持ちいいテンポが固まっていたので粘っちゃったんです。
後で彼女の上司に聞いた所、彼女は一所懸命私の意図を汲んで、何とかしようと努力してくれたようですが、どうしてもできない! と相当悩みまくっていたそうです。
こだわりが担当者を追い詰めてしまった…。 でも、最終的にはイメージ通りのものができあがって、凄い満足でした。 ごめんね、そしてありがとう。

Nov 12, 2018 · 2:40 AM UTC

ついに完成したエンディングムービーを、ある日スタッフ全員で観る会を開きました。 最後の本が閉じるシーンが終わると、スタッフはすっかり感動していて、何か全てが完了したような錯覚に陥りました。
が、開発は終わってなんかいませんから! それどころか実はクロノア最大のピンチはこれからだったのです。 つづく