クロノアクロニクル 第62回! サウンドのエピソードをもうひとつ。
クロノアの開発が終わろうとしていた矢先に、宣伝部からある連絡が来たのです。 それはある音楽事務所からの打診で、これからデビューさせようとしているアーティストの売り込みがあったというのです。
つまり新人アーティストの曲をゲームの主題歌で使ってもらえませんか? という提案です。 その時はクロノアはもうほとんど完成していたので、今更主題歌を入れるなんてことは到底不可能だったのですが、せっかくなので聞かせてもらうことにしたのです。
デモテープを再生して聞いてみると、結構メロウな曲調の耳障りのいい曲でした。 でも驚いたのはその歌詞でした。 クロノアの内容はこのアーティストには知らされていないはずでしたが、それはまるでクロノアのことを歌っているような内容だったのです。
どんな歌詞だったのか、残念ながらもう思い出せませんが、「風」とか「出逢いと別れ」とか他にもキーワード的にいくつもの共通点があった気がします。 このまま主題歌にしてもいいぐらいだね、とスタッフと話していたぐらいですから。 この同調は奇跡と言ってもいいかと思いますね。
もっと早くこの話が来ていたら、クロノアに主題歌が入っていたかもしれないわけです。 結局その話はそのまま立ち消えとなりました。 今となっては名まえも曲名も忘れてしまったので探しようもありませんが、あのアーティストさん、その後どうなったのでしょうか? つづく
クロノアにはメインテーマもないですよね・・・これも当初から収録する予定がなかったのですか?
Replying to @wahoo7013satoko
その辺はチーフの井村さんに聞かないと…。 一応デモの曲がいろいろな曲でモチーフになっているような…。

Oct 20, 2018 · 12:25 PM UTC

Replying to @yoshi_clonoa
今日はクロノアの生演奏が開催されましたが見に行った人の呟きによるとラストの曲で雷が響いたらしくその音がクロノアが現実世界に戻される状景にとけこんだそうです・・・まさにクロノアの世界にとって自然の音も曲の一部であったかのようですね♪
神も参加した奇跡のコンサートだったというわけですね。 それは素晴らしい! 関係ないけど以前サッカー観に行った時、雷が落ちてびっくりした瞬間にゴールが決まってたって事がありました。まさに稲妻シュート!