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会話

「AIを使って葛藤しながら創作している」というポストに対して様々な意見を頂いている件について。 見ていて不安になったり、不信感を持ったりした人もいるかなと思ったので、僕なりの考えをまとめました。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 【みんなに知っておいて欲しいこと】 イラストAIは「ネットの絵を大量に無断学習」して作られました。 ずるい感じがしますよね! 一方、Google翻訳やChatGPTも「ネットの文章や作品を大量に無断学習」して作られました。 これによって翻訳家や文章を書く人の仕事は減ってしまったかもしれません…でも、多くの人が使っています。 つまり社会は、「製作者の痛み」よりも「みんなの利便性」や「技術の進歩」をとったわけですね。もしあなたがGoogle翻訳やChatGPTを使うならばこの一端を担っているということになります。 僕は基本的にはGoogle翻訳もイラストAIも同じ、という考えです。しかし、特定の絵師の絵柄を出力するものは僕は使わないことにしています。それは、Google翻訳などとは異なる部分があるからです。業界全体ではなく、一個人に痛みが偏って大きくのしかかってしまいます。だから使わない。でもこれもあくまで僕の考えで、誰かに強制できるものではありません。逆に、僕も考えを変えるべきと納得したら変わるでしょう。 だから、僕は「生成AIによる痛みを無視しているわけでもないし、自分が全て正しいと盲信しているわけでもない」と書いたんです。まだ答えがないから、各々が線引きをして、手探りする段階だからです。 ただ、間違いなく言えることは、悪意を持ってAIを使う人と、人類の生産性が高まった結果としてAIを使う人がいる、ということです。 最近、「気に食わない絵師の絵柄を学習させて、嫌がらせに配る」という悪質なAI絵師がいました。そもそも人を不幸にする目的でAIを使うのは間違っています。AIどうこう以前の問題だと思います。 では僕はなぜAIを使うのか。 僕は創作活動を通して「AIと人間の共創の未来を模索する」ことを目指しています。2017年に画像生成AIに初めて触れ、2曲目「不可欠」から顔がぐちゃぐちゃのAIイラストを上手く使って新しい作品を作ることに挑戦してたりもします。あの頃はAIもまだ全然下手くそだった。 「AIと人間の共創の未来を模索する」ことが僕の活動なので、これからも人とAIの一番良い形を探して、答えに辿り着くために試行錯誤していきます。AIも使って作品を作るし、めっちゃふざけますし、絵師の友達の意見とかも聞きながら活動を続けていきます。 だから、できれば応援して欲しいです。考えが合わなかったら、僕を参考にして自分の理想の形を目指してくれればそれでいいです。 長文にも関わらず、ここまで読んでくれた方ありがとうございました。あとは作品で示せるよう、努力します。
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