元明石市長の泉房穂氏は、子育て支援政策等さまざまな独自施策によって市の人口が増え、税収もアップしたことで、行政手腕には定評があるとされていました。実際今でも大手メディアでは持て囃されている様子ですが、一方で過去の暴言の数々が発掘されて問題視されたり、泉氏自身が執筆したビジネスメディアの記事内容が「メンテナンスコストを削って事故発生リスクを高めておきながら『コストカットに成功!』と自慢話にしている!」と批判を受けたりしているようです。
まず画像1枚目は過去の舌禍騒動まとめ、2枚目は2019年に最初の「市職員に暴言を浴びせた騒動」が大きく報道された際、市の関係者が取材に回答したコメントです。ご覧になって明らかなとおり、「辞めてまえ」「選挙で落としたる」「おまえらアホか」といった暴言を吐いたり、癇癪を爆発させたり、「火つけて捕まってこい」など理不尽な要求をしたりすることは、
・優越的な関係を背景とした言動で
・業務上必要かつ相当な範囲を超えて
・労働者の就業環境が害される
点において明らかにパワハラ、その中でも「精神的な攻撃」「過大要求」に該当するものです。よりによって、パワハラ防止を厳命すべきトップがパワハラ加害者というのは救われませんし、日常的にこのようなパワハラに接してしまうと、部下としてはどんなアクションを起こすにしても「また怒られたり、ムチャな要求をされたりするんだろうな…」と萎縮し、業務が停滞したり、ミスを隠蔽する風土になりかねません。
したがってこの泉氏、メディアで持ち上げる対象としては疑問符がつく人物なのですが、反権力、反政権だと重宝されるものなのでしょうか。
それでいうと、初回の「火つけて捕まってこい」暴言の際も、当初は「市長が犯罪を示唆するのか!?」と全国から批判が殺到したんですが、その後に神戸新聞が「実は発言には続きがあった! これが実態だ!」という続報を出したんですよね。その後のやりとりとして、泉氏の「市民の安全のためや」「私が行って土下座でもしますわ」といった発言が報じられた結果、「実は職員の怠慢だった!」「あの暴言は、市民のためを思ってのことだったんだ!」と肯定派が巻き返し、世論も擁護論優位になった、という経緯があります(画像3枚目)。
当時は私もウッカリその「裏話」を信じてしまったのですが、実はその裏話にはさらに裏がありました。実は「これが全文、これが実態」と報じた神戸新聞の報道も全文ではなく、そこでもさらに省略されていたやりとりがあったことがAERAdot.の報道で明らかになったのです(画像4枚目)。しかも、職員の仕事ぶりは怠慢ではなかった旨も、市議会できちんと証言されています(リポスト投稿参照)。
ただ、当時その「キャッチーな裏話」を無邪気に信じてしまっていた人で、実際のところをご存知の方がどれだけいるかですよね。メディアの偏向報道とはこれほどまでに恐ろしいことですので、私たちも重々留意しなければなりません。長くなりましたが結論としては…
・パワハラダメ。ゼッタイ。
・メディア報道はそもそも偏向している前提で読もう。
ということで、引き続き宜しくお願い申し上げます。
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