タイトル
[書誌情報] |
寸評 |
萌え |
どおくまんプロ
(?巻)
[どおくまん・?年・徳間書店・トクマコミックス] |
●なんでもあり[どおくまんプロ]2-4巻のいずれか2つ【投稿】
|
|
もんもんアカデミー
(1)
[フルヤヒロム・88・集英社・BJコミックス] |
●そのまんまXXの連載前の作品 。9話目に夢の中でちぬ切りの刑を宣告された主人公が起きてみたら・・という回があります。(MASATO)
|
|
キックアウト・ラヴァーズ ~夜羽福音書~
[山本夜羽・96・講談社・ヤンマガKCエグザクタ] |
●第一話「みのるくんの修業時代」が該当。バンドでドラムスなどをやっている木村みのるは、ある朝なぜか女になっていた…。扉絵でみのるくん(変名:みのり)のバックに花がとんでいたりして、まず萌え。その後、作者が「男女入れ替わりのデメリットに視線を移した」とある通り、ある意味ハードな展開になっていく。みのる=みのりは、かつての親友の下宿に転がりこむのだが、この親友の言動が凄まじくリアルに「世間一般の男」で、「あるある!」ってかんじ。この作品は、ファンタジーにしてファンタジーにあらず、である。色々あって、再び突然、みのるは男に戻るのだが、オーラスで「これも修行の成果でね」と言ってるコマ。なにげなく読み流すこともできるけど、なにげに、みのる君が頬を赤らめていることに注目。きっと、女の子になって親友と抱き合っていたときの感覚がその場でまざまざと甦ってきたに違いない。この後、主人公は親友をヘンに意識するようになってしまい、ついには禁断の道へと……つーのは考えすぎですネ、ハイ。 |
B |
お元気クリニック
(1~9)
[乾はるか・87・秋田書店・プレイコミックシリーズ] |
●手術で女になった人もいる作品ですが、2巻に精神交換のネタがあります。(フビライ章一)
●さっそく読んでみました。精神交換して元に戻らないというオチや、別の誰かと再び精神交換してしまうというオチは数あれど……。さすがに乾はるか先生です。豪快、というか、破壊力のあるオチでした。(yays)
|
B |
『CRASYりぼん』所収
OH MY GOD!
[有間一郎・90・白泉社・ジェッツコミックス] |
●交通事故で死んだ主人公が彼女とHする為に一時的に現世に戻してもらうが、女の子の体に入れられてしまう。(フビライ章一)
●この作者、TS系が好きそうなのは間違いないのに、もう一歩萌え萌えな作品になってないのはどうしてなんだろうか? この作品の場合は、女の身体のままで、正体を明かした上で彼女と結ばれる、というかなり劇的なクライマックスが用意されているのだが、その肝心のクライマックスにおいて、主人公の主観情景に切り替わり、せっかく女の子だった主人公が男の姿で描写されてしまう、というとんでもないルール違反(ルール制定者:八重洲)を犯している。あともう一歩だけ、ファルス崇拝から踏み出す勇気を持って欲しいナ(ナじゃないって…)。(yays) |
C+ |
砂の薔薇(3)
[新谷かおる・91・白泉社・JETSコミックス] |
●2話目の「スペシャルゲスト」にもと男性だった女性隊員が出てきます。呪術とアクシデントで入れ替わった事になっています。(あまの) |
C |
17ANS
(6)
[小谷憲一・93・集英社・ジャンプコミックス.デラックス] |
●プレイボーイの亜希良涼(職業・ファッションデザイナー)を主人公としたお洒落感覚の青年コミック。本来ならTS系コミックとは最も遠いところに位置するような作品だが、6巻の巻末に掲載されてる番外編において、亜希良涼は謎の美女と一夜を過ごした後、自分自身がその美女になってしまう。 |
C |
感じさせてBaby
(1,4,5)
[大島岳詩・88・講談社・ヤンマガKCスペシャル/愛蔵版] |
●実家のどこかに埋もれてるはずだけど…。内容をほとんど思い出せない。女教師の作った薬かなんかで主人公のエッチな少年が女教師そっくりになっちゃう話だったっけ? かすかに残る記憶が「探し出してまで読むほどには萌えないぞ」とささやくのだが、はて…。(yays)
●薬を使っての話は1巻のみで、その後はその薬を狙う組織が絡んだ話にシフトしまうのが難。(フビライ章一) |
C |
真夏の夜のユキオンナ
(全4巻)
[大山玲・91・講談社・ヤンマガKCスペシャル?] |
●主人公の友達で月齢で性が変わる男が登場。(まつ) |
C+ |
WOLF GUY
(1~3)
[門田ひろし・文化社] |
●昔ヤングテイオー、現在コミック○まん連載中。タイトルの通り平井和正氏のウルフガイの漫画化。ウルフの助手として、両性具有の少年が出てくる。元々は結構男っぽかったのだが初潮がきてからだんだん女性化、とうとうチンチンはなくなってしまった。(まつ) |
|
復讐医バロン
[新巻ゆたか/唐沢俊一(原作)・96・学研・GSコミックス] |
●第一話「恨みの女体変形・復讐の牙は後ろから襲う」と第八話「アンドロギュヌスの呪縛・超人類カップルの逆襲」が該当作。第一話の方ではスケコマシ男が女に復讐され、薬品によって女にされてしまう。こう書くとけっこう萌えそうな感じに聞こえるが、その男がラグビー部所属で、スポーツマンな体型と顔のまま女になっていてエグいことこの上ない。おかげでこの漫画、長らく記憶から抹殺されてた(見たくないものは見えない京極夏彦理論)。性転換に愛がないな、この漫画家。第八話の方は絵的にまだマシ。中年愚連隊に去勢された青年とその彼女が、復讐のため、バロンによって特殊な性転換処置を施される。 |
C- |
攻殻機動隊
(1~)
[士郎正宗・91・講談社・ヤンマガKCDX] |
●サイバーパンク系に性転換はつきもの。というわけでもないだろうが、それっぽいエピソードが攻殻機動隊にも。元・軍人の男性が、女性型義体に入っていた。自分の本体を隠すため、この義体は、室内装飾用の西洋風なヌード彫刻の中にまぎれて設置されていた。このボディがまた、けっこう可愛い少女な外観で、あんたも好・き・ね▽ってカンジ。このボディに意識が移って、全裸の上に白衣かなんかはおるとこなんて、萌え萌え▽。 |
C |
金魚のフン
(1~4)
[とみさわ千夏・94・小学館・ビッグコミックス] |
●思いの外長期連載化している本作。頼もしいぞ。結婚式直前に、精神が入れ替わってしまったカップルのトランスセクシャル・新婚ラブストーリー。回を追う事に亀戸が徐々に女の暮らしに適応していく様子が見物。あと、たまにある妙にエッチなエピソードなども面白い。 |
B |
換身
(『藤子F不二雄[異色短編集]2 気楽に殺ろうよ』所収/初出:「SFマガジン」1972年臨時増刊9月号)
[藤子F不二雄・95/72・小学館・小学館文庫] |
●『ないしょのココナッツ』(少女コミック参照)の原点がここに。って、この作品をこういう風に紹介したのはさすがに私が初めてだろーな。マッドサイエンティストの発明品によって、主人公の青年とその婚約者の魂が入れ替わってしまう。元に戻ろうとする二人だが、すでに魂は新しい身体に定着していて、結局、男女逆転状態のまま、強く生きていくというラスト。最後のコマでこのカップルを見たお巡りさんが「女性上位もここまで来たか」とつぶやく。そんな「女性上位」の元・青年がなかなかアトラクチブなのだった。絵柄を今風にしてリメイクしたら、相当萌え度は高くなるはず。 |
B- |
GOD SAVE THE すげこまくん!
(8)
[永野のりこ・96・講談社・ワイドKC] |
●すげこまくんと松沢ひとみ先生のちょっと過激なラブコメ。主人公がマッドサイエンティストってことで、
いつかはと期待してたが、8巻にしてついに「性転換薬」ネタが。ターゲットは、すげこまのライバル(?)
北原くん。お薬で女の子(涼子ちゃん)になって、憧れの美奈世に大接近。北原くんいわく
「(薬を注射すれば)涼子ちゃんにヘンシンできるンだモーン▽ てへっ」とのこと。
北原くんの今後のさらなる変身ぶりに期待、とか思ってたらどうやらこのエピソードは8巻限りで
完結してしまった模様。永野のりこは多分、永野漫画的な方法論でこのテーマに深入りしてしまうことの恐さを分かっていて、早々に北原クン=涼子ちゃんネタから撤退したんではないかと思ったり思わなかったり。 |
B |
とりぷるトラブル
(全1巻)
[富田安紀良・94・講談社・バーガーSC] |
●ヒロイン・サラはCIA捜査官ホーンと共に爆破テロに巻き込まれる。
ホーンは命を落とすが、サラは生死の境をさまよった末、大手術によって命をとりとる。
が、実は手術の時に脳損傷を補うため、死んだホーンの脳が使用されていたのである
(おいおい)。というわけで、事件後のサラは、ホーンの人格をも宿すようになっている
(実はサラは新妻で、手術後、旦那と久しぶりにことに及んだその時、ホーンの人格が
覚醒、という誠にグーな展開)。ホーン人格時の方がサラは色っぽく、旦那は、ホーンが男と知りつつドキドキしてしまう。 |
B+ |
ああっ女神さまっ
(9)
[藤島康介・93・講談社・アフタヌーンKC] |
●9巻で圭一は薬品の効果により一時的に女になっている。シーメール状態でいた期間はそれなりに長いが、本物の女になったあたりはナレーションでさらっと語られるだけ。 |
C |
変
(1,3)
[奥田浩之・91・集英社・YJコミックス] |
●粘膜感染する奇病によって女性化してしまった高校生男子の物語。ちょっとエグイけど、必読作品ではある。3巻に収録されてる方は、1巻収録の短編のリメイク。 |
A- |
問題ないね!?ヒデユキくん
[滝沢ひろゆき・91・富士美出版・コミックジャスティスNo.1~NO.6掲載→松文館・エースコミックス] |
●滝沢ひろゆき=千葉治郎の伝説的な作品。特に、掲載誌が途中で休刊になったため、別出版社から単行本化されるまでは本当に伝説だった。主人公のラグビー部員ヒデユキくんは実は女性仮性半陰陽で、ある日、自分が本当は女だったことを医者から知らされる。愛とは性とはなんぞや、というテーマに真っ正面から挑んだ労作だが、建前は建前としてその裏には滝沢ひろゆきの趣味が垣間見えるような気がするのは私だけだろうか? その趣味がもうちょい露骨に出たのが『ユニ・リミックス』[95・ワニマガジン]かも。 |
B+ |
ノーサイド
(全7巻)
[池田文春・94・集英社・BJコミックス] |
●ビジネスジャンプというフィールドには珍しく、トランスセクシャルを扱った作品。そういえば、これも主人公はラグビー部員。こちらの主人公は、不慮の事故で死んでしまい、その魂が仮死状態だった女子大生の体に入り込み生き返る。女子大生に生まれ変わった主人公は、「女だてらに」ラグビー部に入部して…という物語。 |
B+ |
そのまんまXX ☆☆
(全1巻)
[フルヤヒロム・88・集英社・BJコミックス] |
●フルヤヒロムのちょっと昔の作品。マッドサイエンティストの実験につき合わされた主人公の青年は、実験の副作用によって女になってしまう(なんか性染色体が変化したとかそういう理屈らしい)。物語前半はなかなか楽しいのだが、後半から時々主人公が男に戻るようになってしまい、ちょっと興ざめ。 |
B+ |
ちゅうりっぷほしい! ☆☆
(全5巻)
[長田ひろし・90・リイド社・リイドコミックス] |
●これはオススメ度◎。トランスセクシャルもので、青年誌では最も連載が長かった作品(巻数ではノーサイドが上だけど分量はこっちが上)。会社員・真吾は包茎手術を受けるはずが手違いにより性転換手術を受けてしまう。女にされてしまった真吾は、恋人まりえの助けもあり、美沙という名で会社に復帰、そして障害を乗り越えまりえと結ばれる。が、その後もトラブルに次ぐトラブルで…。真吾=美沙は酒を飲むと心まで女になってしまう、という設定。はっきり言って美沙はめちゃくちゃキュート。作者の長田ひろしは、最近も秋田書店の青年誌でやはり性転換モノを描いていた(追跡調査中)。 |
A |
麗々
(1)
[清水としみつ・93・少年画報社・YKコミックス] |
●第四話が該当作。サッカー部のキャプテンで二枚目、女にもモテる田中だが、彼には悩みが。「なぜきれいなオレが泥にまみれてサッカーなど」「う…やっぱ女はきれーでいーなー」。田中は、ミステリアスな少女・霧乃紫の魔力によって念願の女に変身、たわむれに親友の佐藤を誘惑してみると…。 |
B |
マーダーライセンス牙
(1~22)
[平松伸二・89・集英社]
|
|
|
う~まんぼ
(全3巻)
[KEN/川崎のぼる・95・秋田書店・チャンピオンJack] |
●ボクサーの牛田万作は一念発起して性転換、はれてOL・牛田万子に…。しかし、川崎のぼるがこーゆーのを描くとは、びっくり。 |
D+ |
夜叉鴉
(?)
[・95・集英社・週刊ヤングジャンプ ’95・VOL26~] |
●夜叉鴉が女神と一体化、その後遺症でしばらくの間、女の体に。 |
C+ |