精力的に生産をしている小平の次世代農業者。
伝統を引き継ぐ。
- 小平市
- 佐藤伸幸さん
- 農業をはじめてどのくらいですか?
- 私は今は40歳なんですが、30歳の時に就農しました。それまでは普通にサラリーマンをしていて、30歳で退職して就農しました。うちの家自体はもともと分家なんで、そこまで古い歴史ではないのですが、一応私で4代目になります。子どもの頃から、うどの穴蔵に入ったりしていました。3人兄弟なんですが、唯一私だけ入ってたらしくて、、、笑。小さい頃から好きだったのかな〜と。
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- 生産する上で、大変なこと、嬉しいことはなんですか?
- 今、当園で栽培している品目は、東京うど、ブロッコリー、カリフラワーです。東京うどは、祖父の代からやっているので、現在で60年ぐらいやっていることになります。ブロッコリーは、両親の代からなので、40年ぐらいはやっていると思います。東京うどは、年々生産者も減ってきていて、この伝統を引き継いでいくべきだという思いでやり続けています。ブロッコリーは、年々温暖化で、夏場、雨で苗がダメになったり、台風で生育が病気になったりと、ここ最近は特に多く、そういうことが大変なことです。
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- 東京うどの美味しい食べ方
- 東京うどは、いろんなレシピがあるんですけれども、和洋中、全部に使えるっていうのがメリットだと思います。個人的には、単純に生で食べたり、あとはポトフにしたりするとホクホクして美味いです。あとは昔ながらの煮物です。
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- これからの抱負(農業をしていて目指していること)
- 今後、西洋野菜とかに興味があります。ロマネスコはうちでも作っていますが、西洋野菜って色々あると思うので作ってみたいです。うどに関しては、基本的には1人でできる作業ではないのです。両親ができなくなってきても、夫婦で「うど」を、次世代までずっと残していけたらと考えてます。あとは近年、宅地化が進んでるので、農薬や肥料を撒くにしても、住民の方とコミュニケーションを密にとり、共存しながら進められたらなと思います。
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