第3回内科専門医試験 再現3限目

ラスト3限目の再現です。

⚫︎3限目

QT延長の原因で誤っているもの
・頻脈
・抗精神病薬
・抗不整脈薬
・低カリウム血症
・低カルシウム血症

リケッチア感染症で誤っているもの
・Q熱−Coxiella burnetii
・発疹チフス−Salmonella enterica subsp. Enterica serovar ParaTyphi ×
・ツツガムシ病−Orientia tsutsugamushi
・日本紅斑熱−Rickettsia japonica
・ロッキー山脈紅斑熱−Rickettsia rickettsia

A- DROPの項目で誤っている
・発熱 ×

臨床問題 3日前にバーベキュー、1日前から発熱、腹痛、水溶性下痢
原因として正しいもの
・黄色ブドウ球菌
・サルモネラ
・カンピロバクター
・腸炎ビブリオ
・カンピロバクター

臨床問題 若年男性、引越しで重いものを持った際に頸部痛
胸部X線写真で気管近くにエアーあり→縦隔気腫の診断
この症例で認めるものは
・握雪感 ○
治療は
・経過観察 ○

臨床問題若年女性 労作時呼吸困難 喫煙歴なし胸部CTで両肺のびまん性薄壁嚢胞→LAM疑い
この疾患で認めないものは
・乳び胸水
・肺胞出血 ×
・腎血管筋脂肪腫
・結節性線維症
・閉塞性換気障害

結核の高リスクとなるもので誤っているもの
・コントロール良好な糖尿病 ×
・珪肺
・腎不全で透析例
・2年以内の結核既往
・生物学的製剤使用中

気管支喘息で使う生物学的製剤で誤っているもの
・抗IgE抗体
・抗IL-4抗体
・抗Il-5抗体
・抗IL-13抗体
・抗CD20抗体 ×

呼吸音と疾患について誤っているもの
・coarse crackles−肺水腫
・fine crackles−過敏性肺炎
・Hamman徴候−皮下気腫
・squawk−COPD ×
・wheezes−気管支喘息

治療薬で間違っているもの
・腸管ベーチェット−抗TNF-α抗体
・皮膚筋炎−抗IL-17a抗体
・SLE− 1型インターフェロン受容体抗体

臨床問題 発熱、足趾の有痛性皮膚病変あり
この病変は
・オスラー結節 ○

アレルギー性気管支肺真菌症(ABPM)で誤っているもの
・陰影は移動性である
・茶褐色の粘液栓を認める
・IgE高値
・末梢優位の嚢胞性病変を認める ×
・ステロイド全身投与が有効である

多発性骨髄腫 正しいもの
・貧血
・腎機能障害
・低カルシウム 

臨床問題 高齢男性 圧迫骨折、高Ca血症
骨髄像で核周囲明庭あり
診断は? 
・多発性骨髄腫 ○
高カルシウム血症の治療は?
・生理食塩水 ○
・ビスホスホネート製剤 ○

アフリカにいって発熱
メイギムザ染色で原虫
診断は?
・熱帯熱マラリア ○

妊婦のE型肝炎
この疾患でただしいものは?
・ワクチンが有効である
・妊娠3期で重症化しやすい

急性膵炎 重症度判定で用いるもので誤っているもの
・年齢77歳
・CRP 24
・アミラーゼ高値 ×
・造影CTで膵全体の造影不良域

切除不能進行胃癌 正しいもの
・免疫チェックポイント阻害薬が有効である
・EGFR陽性であれば抗EGFR抗体薬を使う
・ピロリ以外にEBVが関与している

臨床問題 ビタミンB12欠乏症
みられるもので正しいもの
・脾腫
・巨舌
・ロンベルグ徴候陽性 ○

急性肝不全でみられないものは?
・意識障害
・急性腎不全
・消化管出血
・くも状血管腫 
・凝固異常

臨床問題 汎血球減少
→MDSと診断、治療は?
・アザシチジン

臨床問題 多数の性交渉歴あり
バラ疹あり 検査は?
・梅毒反応検査 ○

臨床問題 女性、下腿の浮腫で来院、好酸球数上昇
→好酸球性血管浮腫?対応は?
・抗ヒスタミン薬
・ステロイド全身投与
・1週間後再診

空気感染しないもの
・麻疹
・風疹 ○
・結核
・水痘
・播種性帯状疱疹

臨床問題 男性、30年間溶接工の仕事をしている、労作時呼吸困難で受診
SpO2 92%(RA)、肺機能で1秒率も肺活量も著明に低下→じん肺(溶接工肺?)と診断、対応で間違っているもの
・仕事をやめる
・去痰薬
・ステロイド投与
・在宅酸素導入 ×?
・長期作用型気管支拡張薬

臨床問題 顔面の電撃痛 
→三叉神経痛、まず最初の治療は?
・減圧術
・カルバマゼピン

腰椎椎間板ヘルニアについて
・好発部位はL4/L5とL5/S1である
・ラセーグ徴候の確認は腹臥位で行う

臨床問題 若年男性
骨肉腫手術後、放射線治療後、化学療法後、1年経過している
気胸で入院 原因として考えられるのは?
・COPD
・転移性肺腫瘍 ○

臨床問題
サーモンピンク皮疹
→成人スティル病と診断 みられるのは?
・血球貪食症候群 ○

蚊が媒介する病気 誤っているもの
・デング熱
・レストスピラ ×

最後怒涛の11連門
患者が複数いて、それぞれ
・1次トリアージ
・2次トリアージ
させる問題

胸骨圧迫の深さ、速さ

Rapid Response Systemu(RRS)について正しい組み合わせ
・院内心肺停止の予防−医師が必ず含まれる ○


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呼吸器内科専攻医。第3回内科専門医試験合格しました。 呼吸器J-OSLER終了し、J-OSLERからやっと解放されました。 2024年度の呼吸器内科専門医試験を受験します。 十二国記、投資、ウイスキーを愛しています。
第3回内科専門医試験 再現3限目|Dr.楽俊