大阪府と大阪市は先ほど、2025年の大阪・関西万博での費用負担が、約1325億円になったと発表しました。
大阪府と大阪市は当初から約1.9倍になった会場建設費のうちの3分1や「大阪ヘルスケアパビリオン」の建設費などを負担することになっています。
府・市は2023年12月、負担する費用は約1377億円と発表していましたが、予算の編成の過程で万博会場と市街地を結ぶ道路整備の費用など52億円が削減され、約1325億円に修正しました。
【大阪府・吉村洋文知事】「予算の詳細を編成することでそこは査定で減るその分が減ったので、そういう意味では厳密に大きく減少したものでもないと思うんです」
ただ、大阪市の来年度当初予算は、225億円の収支不足となっていて、市の貯金である「財政調整基金」を取り崩して対応する方針です。
一方、大阪市は15日、万博会場の最寄り駅となる大阪メトロ中央線の新駅、「夢洲駅」について、2025年1月末の開業を目指す方針を明らかにしました。2024年夏頃に試験運転を始める予定だということです。
