クロノアクロニクル第41回! 販売部へのプレゼンの時、投げかけられた「その長い耳でダンボみたいに空飛べないの?」という素朴な疑問に対して、真摯に検討しました。

May 26, 2018 · 5:12 AM UTC

考えてみると耳で羽ばたきホバリングは簡単操作で自分なりに自由な操作を実現しようとしていたコンセプトにむしろ合致していました。
「ヨッシーアイランド」でもジャンプボタンを押し続けていると最後にちょっと上昇する仕様になってましたが、ちょっと癖があるので、もう少しやりやすくしたいと思いました。こうして空中浮遊が付加されたのです。
これによってマップ構成や敵配置、ギミック配置などはさらにバリエーションが増えることになり、ゲーム性にも深みが出たのです。そのせいで今まで行けなかった所まで行けてしまい、マップを修正する必要が出て大変ではありましたが。
そしてその羽ばたきの操作性については、ジャンプボタンを押して、落下中に押し続ける事にしました。これはもうちょっと浮遊していたいというプレイヤーの気持ちを押し続けるという操作でしがみついているような感覚で表現できると思ったからの選択でした。
操作とは、プレイヤーの気持ちを指先で反映させる事だと思うので、この気持ちと指先の感触との連動は気を使うべきだと思っています。そんな訳でスタッフ以外の人の何気ない一言を無視せず、素直に考えてみる事は、実は凄いヒントが隠されている可能性があると気付かされた出来事でした。 つづく
Replying to @yoshi_clonoa
あの「もう少し…」っていうジャンプは物凄く良かったと思います。長男もプレイしながらボタンを必死に押していたのを思い出しました。特にエキストラステージは必死の形相だったなぁ(*´ω`*)
エキストラステージ、特にタイムアタックではホバリングが前提でギリギリを追及するようにできてますからねぇ。