LGBT思想と子どもの教育(包括的性教育)の関係
LGBT思想と子どもの教育の関係についてまとめてみました。
海外では10年以上前からLGBT思想を取り入れた公教育(包括的性教育)が行われていますが、実は日本でも大きな影響力を持ちつつあり、一部の学校では既にそのような教育が実施されている事などについて紹介します。
まず前提として、このLGBT問題と子どもの教育の問題には非常に強い関係があります。
というのも、LGBT権利運動を行っている活動家のほとんどは、いわゆるLGBT思想(正式名称はクィア理論/トランスジェンダリズム/ジェンダー・イデオロギー)という考え方のもとに行動しています。
この思想の中身は、簡単にいうと「人間の性別は男女の2つではなく、性はスペクトラムである。性別は肉体ではなく、性自認で決まる」というものです。
そして、この考え方を取り入れた包括的性教育というものが欧米では約10年前から行われています。
実際に用いられているガイドラインをまとめたものはこちらです。
10年間にわたるこの教育の結果、欧米では性別についての混乱や性の乱れなど、多数の被害が子ども達に起こっていますが、日本ではあまり報道されないですね。
この包括的性教育を日本でも広めようとしている団体が複数存在しており、多数の学者や研究者、活動家、医師、助産師などが在籍しています。
中でも最も大きな団体が、一般社団法人"人間と性"教育研究協議会(性教協)という所で、なんと1982年から活動しています。
彼らは徐々に影響力を強めており、少なくとも2018年には既に公教育の場でLGBT思想教育が行われていました。
(倉敷市の教材)
他にもこのような授業も。
【特集】セックスのこと話せますか?気になるイマドキの性教育 京都の中学数学教師が挑む新しい教育とは【報道ランナー】
LGBT理解増進法が作られるずっと前から、LGBT思想は教育現場に入り込んでいました。
むしろ、現場にガイドラインが無い事を良いことに、活動家が入り込んでやりたい放題やってた感じです。
学校だけじゃなく、自治体、企業にも。
こちらは企業がLGBTフレンドリーかどうかを評価するLGBT活動家団体work with Prideから認定を受けてる企業の一覧(https://workwithpride.jp/wp/wp-content/uploads/2022/11/prideindex2022_list3.pdf)ですが、日本で大企業と呼ばれる会社のほぼ全てが認定を受けている事がわかります。企業だけでなく、一部の大学や自治体なども。
これらの会社はもちろん、LGBT思想に基づいた企業研修を受けています。
あの話題になった歌舞伎町タワーのジェンダーフリートイレを作った東急も、この認定を受けています。
このようなLGBT活動家の侵食をなんとかしようというのも、LGBT理解増進法が作られた目的のひとつと聞いています。
法律に則った適切なガイドラインを作ることにより、活動家の動きを抑制する目的で。
学校教育に関しては懸念する人が多く、主に『お母さん連合会』という包括的性教育に反対している保護者団体が活動しているようです。
(お母さん連合会の代表のアカウント)
(お母さん連合会がやっている包括的性教育反対の署名)
世界的には、包括的性教育が何年も前から公教育で行われている"LGBT先進国"のカナダで、2023年9月と10月に、包括的性教育に反対する保護者たちによる大規模デモが行われました。 #松村議員は謝罪撤回不要
松村議員の懸念通り、海外では包括的性教育により思春期の子ども達に混乱が起こっています。
それに激怒したカナダの保護者達が先月9/21にカナダ全土で大規模デモを行いました。
今月10/21には世界規模のデモが予定。
松村議員は海外の状況を正しく理解されています。 https://t.co/2vDXsf7yIK
また、イギリス政府も包括的性教育をやめようとする動きが出ているようです。
一方、日本においては、こども家庭庁が子どもの教育などを含めたガイドラインを策定しようとしているところのようですが、内容的に包括的性教育を意識している所が多々あるように見受けられて非常に不安です。 こども家庭庁のパブコメ資料『今後5年程度を見据えたこども施策の基本的な方針と重要事項等〜こども大綱の策定に向けて〜』を読んだら、しっかり「乳幼児期からジェンダーの視点を取り入れる」とか「学校で性的指向やジェンダーアイデンティティを教える」と書いてあった😱https://t.co/0gjpf1mCX7 https://t.co/bZBPNkomYZ pic.twitter.com/2M0wnHg1Tb
文部科学省は、性教協や国際機関からの「日本でも包括的性教育を始めるべきだ!」という要請をしっかり断ってくれているんですけどね…。
文部科学省は代わりに、「生命の安全教育」というものを推進しており、今年から本格的に学校カリキュラムとして開始しています。 日本政府グッジョブ!
ちなみに文科省は今年度から、子どもが性犯罪の被害者にも加害者にもならないことを目的にした「生命の安全教育」を開始しているのでよろしく!
とても素晴らしい内容☺️https://t.co/Uooq7aJhzT https://t.co/sHyIAC1wjc
「生命の安全教育」は子ども達が性犯罪などの犯罪被害者にも加害者にもならぬよう教育するもので、包括的性教育からヤバい成分(LGBT思想や過度に性的な内容)を抜いて薄めたような感じ。
改善の余地はあるかもですが、ちゃんと重要なポイントは押さえてると思います。
「生命の安全教育」の実際の教材や手引きはこちら。
これに対し、包括的性教育を積極的に推進している性教協は、「それなら生命の安全教育の枠内で勝手に包括的性教育(からだの権利教育)をやってしまおう!」と主張し、実際に一部では既にやってしまっているようです。
あと、包括的性教育推進法とかいうものを国に作らせようともしてるらしいです。 クソやばい。
このシンポジウムの時に送られてきた事前資料のうち、浅井春夫教授の補足資料に目を通していたら「学校カリキュラムの『生命の安全教育』をいかに改変して『からだの権利教育』という実質的な包括的性教育にすり替えて教えるか」について具体的に書かれてた。 https://t.co/lkb1BpK4Cy
実際に「生命の安全教育」のカリキュラム内で、子ども達にコンドームの使い方を教えている実例。
もちろん、文科省の指導要領にそんな項目は存在しない。
今年の3月には性教協の代表幹事が「生命の安全教育」の中で包括的性教育を実践するためのノウハウ本を発売しています。 おいおいおいおい、マジかよ。
今年の3月に出版された本で、「生命の安全教育のカリキュラム内で包括的性教育を実践するためのノウハウ本」が既に発売されてる😫
『授業で使える「生命(いのち)の安全教育」事例集 中学・高校編』
著者は性教協代表幹事の水野哲夫氏。https://t.co/KXFp6ZQD4d
保護者の皆様は、お子様が学校でどんな教育を受けているか、しっかりチェックしてあげてください😰
直接学校や地区の教育委員会に問い合わせるのも有効だと思います。
以上が、私が知っているLGBT問題と教育に関する事柄です。
抜けや誤りがあれば、ぜひ教えてもらえると嬉しいです。
追加情報などがあれば、ぜひ教えてください🙇♀️
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