アニヲタWiki(仮)

登録日：2009/12/25(金) 09:02:48
更新日：2022/09/04 Sun 14:36:01
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蔵土縁 紗夢(くらどべり じゃむ)
CV：小森まなみ(XX~AC+) →　松嵜麗(XrdR)

格闘スタイル： 中国拳法
出身地： 中国
生年月日： 2月8日
身長： 163cm
体重： 不明
血液型： B型
趣味： 料理、観察、研究
大切なもの： 厨房、青春、美形男子
嫌いなもの： 優柔不断な男、無知無学
アイタイプ： 茶色

対戦格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズに登場するキャラクター。
初登場は『ギルティギアゼクス』。

名前の由来はロックバンドの「クラウドベリー・ジャム」から。

○人物
紗夢の故郷・中国では「妃悠磨」と「華堅」という二つの料理店が双璧をなし、料理人ならば誰もが憧れる名門として有名である。
しかし、紗夢からすれば二店が対立を深めている現状や、相手に負けぬようにと掲げている謳い文句などが馬鹿げて見えている。

紗夢が料理人として目指すところは、「美味い料理を提供し客を満足させる」の一点のみだからである。
しかしその持論を認めさせるには自らもいっぱしに店を構える必要があると考え、店を建設するための資金集めに向かう。

ヴィジュアル系男子が大好きで、旅の途中で目に適った男子を自営飯店の従業員にしようと目論んでいる。

作中では主にKYに目を付け、なにかと追いかけ回している。
(以上、wikiより)

拳法の達人でもある料理人。
語尾は「アル」「～ネ」「ヨロシ」。日本語が片言である。
よく「アイヤ～」と言っている。
日本人から見た間違った中国人像をそのまま形にしたようなキャラ。

元気が有り余りすぎな女の子。
ゲーム中、「アチョー」とか「ホアタァ」みたいな、所謂「シャウト」を多用するが、担当声優の甲高い声もあいまってとにかく声がやかましい。詳しくは後述。
余談だがカンフーや中国拳法をモチーフにしたキャラクターによく見られるシャウトであるが、そのほとんどは男性であり（恐らくブルース・リーの影響）格ゲーにおいてシャウトする女性キャラは非常に珍しい。

自分に甘く他人に厳しい性格、イケメン好きで生意気な言動など、一見自己中心的なワガママ娘という印象があるが、実は物事を風刺的に観察することのできる冷静さを持つ、超がつくほどの現実主義者。

ちなみに、変態医師や幽霊人間といった得体の知れない人物（？）に関しては「地球外生命体」として逃げようとする。
また、どうみても体調が悪そうな鍵女を気遣ったり、迫害される立場にある幼女に同情し実際に匿う心優しい一面もある。

決してアホの子ではなく、自我が強すぎるだけで根は悪い人間ではないのかもしれない。

○性能

機動力が高く、火力もあり、防御力も平均よりやや低い程度、という優秀な能力面を持つ。
しかし中国拳法を使って戦う性質上、リーチが短く飛び道具などの間接的に使える技を持たないのが弱点。
また地上では小柄で細身な見た目通り当たり判定が小さ目なのだが、
体重が軽く、空中でのやられポーズで思い切り背筋を伸ばしてしまうため意外に当たり判定がでかく、コンボを入れられやすいのも痛い。
持ち前のスピードで相手を翻弄し、火力でプレッシャーを与えながら戦おう。
龍刃、逆鱗、剱楼閣の三種はそれぞれヒット時に2回までそれぞれ派生できるのも大きな特徴なキャラクター。

【必殺技】

通称ｺﾞｸﾄ。彼女を代表する技であり、突進力に優れた飛び蹴りをお見舞いする。
中距離からでも届くほどの蹴りだが空中であることと少し斜め上の軌道を描く関係上、しゃがみ状態の相手には当たりづらいため牽制としては使えない。
後述する朝凪の呼吸で強化されると1F発生が早くなり判定も強化。また攻撃発生直後から打撃無敵が付与され、中距離での牽制に対して相手に高いリスクを背負わせられる。
Lv2龍刃だとエフェクトが青に変わり、壁張り付けを誘発するように。また単発のダメージもポチョムキンバスターに匹敵するほど高くなる。
地上版よりも空中版の方が発生が早くキャラクター限定ではあるが遠Sヒットから最低空で連続ヒットする。
突進力を利用して龍刃直後に黄色ロマンキャンセルをすることで、比較的遠い距離からの奇襲にも活用できる。

炎を纏った中段の回し蹴り。地上、空中ともに飛び上がりながらの攻撃となるため、崩しとしてはいささか心もとない。
しかし爆蹴～波紋脚からも派生できることを利用して波紋脚の下段か、波紋脚をキャンセルして中段の逆鱗かの二択が単純ながらも強力。朝凪の呼吸で強化されたLv1逆鱗だと発生も早くなるため非常に見づらい。
また紗夢使いのテクニックのひとつでもある、通称特殊逆鱗の存在も忘れてはならない。
本来飛び上がる軌道がなくなるため中段としても機能し、追撃もしやすくなると重要なテクニック。
空中版のLv1とLv2は長い受け身不能時間があるためコンボの〆に使える。基本的に朝凪の呼吸は逆鱗強化に充てるといっても過言ではない。
Lv2逆鱗ともなると着地後に百歩沁鐘が間に合うほど高く吹き飛ばすため、隙あらば溜めておきたい。

逆さまに上昇しながら連続蹴りを見舞う無敵技。
発生後は判定が薄くしゃがみ状態の相手に当たらないことが多々あるため出しすぎは注意。
Lv1以降は完全無敵になり下への判定も強くなるのでリバーサルとして信頼できる性能になる。
受け身不能時間も長く空中コンボの〆に使えば安定してダウンを奪える。強力逆鱗との天秤だがどちらを使うかは好き好きだろう。
Lv2だと判定がより大きく、かつ動作終了後は再行動できるためリスクが少なめ。
空中ダッシュ直後に出す通称特殊剱楼は飛び上がるモーションがなくなり、緩やかな落下モーションとなるため追撃も可能。
相手の頭上付近で出すことで表裏が見切りづらい崩し択としても使える。

前述した三種の必殺技をボタンに応じて強化する。
長押しすることでLv0から一気にLv2まで強化できる。
そうでない場合はLv1を最大2つまでストックでき、ストックが3つたまるとLv2へ置き換わる。
紗夢にとって生命線となる必殺技三種を能動的に強化できるため重要な必殺技。
キャラクターの性能的に遠距離ではやることがほとんどないので隙あらば貯めていきたい。
地上での連続技も足払いでダウンを奪った後、追い討ちを仕掛けるよりも朝凪の呼吸で各種強化に回した方がよい。

斜めに落下しながらヒット時は連続蹴りをする中段の攻撃。
接近したときの圧力に任せ、ダッシュで懐に潜り込んだら立ちKの下段か最低空の鷹嬰脚の中段かが強力。テンションゲージ保有時はロマンキャンセルから一気にコンボを叩き込もう。
ガードされてもリスクが少ないため、紗夢の特徴でもある早く低い低空ダッシュから繰り出す判定が強いジャンプHS後のフォローとしても有用。

低い姿勢から相手との距離を一気に詰める移動技。
移動中は打点の高い技を避けつつ接近できるので、中距離から怒濤の攻めを展開したいときに使える。
後述する各種派生のおかげで展開が早く、攻めの機転になりやすいのが特徴。
通常攻撃からキャンセルしてより高密度な固めにすることもできるので立ち回りの強化にも繋がる。

身を翻しつつ、相手がいた場合は背後を捕る必殺技。
全体動作が短めで、また爆蹴からの派生の圧力が強いため回り込みからの投げは意外と通る。
動作中も判定の低さが残っているため思っている以上に相手の攻撃を避けやすいのも特徴的。

滑り込んでいる動作から開脚しながら相手の足元を攻撃する下段技。派生後に龍刃や逆鱗、剱楼閣へ派生できるのも特徴。
足払い→爆蹴→波紋脚が連続ヒットするので、強化した上記必殺技を当てることで中距離からの奇襲とダメージ、ダウンをまとめて取れるのもありがたい。
波紋脚の攻撃発生直後を龍刃などでキャンセルできるという特性があり、特に強化した逆鱗との中下段の二択がとにかく強い。
ヒット時はダウンを奪ってなおかつ朝凪の呼吸でのループ性もあるので画面端だと特に相手を展開に飲ませやすい。
後述する百歩、千里は強力な技に違いないが、発生が遅く暴れに負けやすいため波紋脚による暴れ潰しも候補に上がる。

気を纏った拳で踏み込みつつ攻撃する中距離での牽制になりやすい紗夢の機転となる技。
前作から大幅な弱体化を受けてしまったが、それでもなお積極的に当てていきたい技筆頭だろう。
ガードさせて有利な点を利用してヒット後は接近しやすく、空中に逃げようとする相手にも当てやすく、かつダウンも奪える。あくまでも逃げようとする相手に当てやすいだけで、空中にいる相手に当てる技ではない点に注意。
カウンターヒット時は追撃も可能でそこからのコンボは作中全体で見ても高火力の部類。
発生は少し遅めなので爆蹴を見てから暴れが通ってしまいがち。波紋脚とのセットで考えよう。

百歩沁鐘よりもう一段深く踏み込んで気を纏った拳を見舞う必殺技。
百歩沁鐘から派生して出したものと爆蹴から派生したものでは若干だが性能が異なる。
また爆蹴中相手の近くでHSを押した場合は相手の背後から攻撃するガード方向を揺さぶるようになる。
ヒット時は大きく吹き飛ばしながらダウンを奪えるので朝凪の呼吸か接近して起き攻めのチャンス。
カウンターヒット時は壁張り付きを誘発するが、壁まで届かなかった場合は短いゴロゴロダウンとなる。
ガードさせた際は百歩沁鐘よりも有利が取れる。

手を交差し、その時に相手の攻撃を受けた場合は受け流す当て身技。
当て身成功時は緑のエフェクトを発しつつ、絶勁への派生他、通常攻撃などでもきゃんせるできる。
6Pで迎撃しづらい対空で使ったり単発でも用途がある。
入力の際には必ずニュートラルを経由しなければいけないため後ろに下がってからダッシュしたり、ダッシュからフォルトレスディフェンスでの急停止などで暴発してしまいがちなので注意すること。
特定の状況下ではコンボパーツとして機能し、そこからは起き攻めのループ性が足払いダウン時よりも高い特徴がある。

簡単に言えばボディーブロー。寸勁とも。
カウンター時にしか大きいメリットを産み出しづらいものの、地上空中ともに後述する剛焼でダウンを奪いやすいのが最大のメリットか。
その際は起き攻めの猶予が減ってしまうものの、安定してダウンを奪えるのはそれだけでありがたい。

踏み込んだ掌底で吹き飛ばしてダウンを奪う必殺技。
絶勁から大きくディレイをかけられるため、空中で当たっても安定して当てやすい。
コンボの〆としてが主な用途。

下から掬うような回し蹴りで相手を高く打ち上げる必殺技。
ヒット時は空中コンボにも行けるのでコンボパーツとして有用。
ガードされても大きな不利にはならないのでとっさの時に出してもリスクは少なめ。ただし確定反撃がないわけではないので相手キャラクター次第では無闇に振れない技でもある。

【覚醒必殺技】

爆蹴のようなモーションからヒット時はロック状態にし、連続蹴りを見舞う。
発生から打撃無敵がありリバーサルで使いやすい他、ヒット数の多さから最後の倒しきりにも使える。
バースト覚醒の場合はダメージ上昇の他、発生も1F早くなり打撃無敵から完全無敵に変化。
空中にいる相手に当たった場合、高さによっては蹴りが数発当たらないことがありダメージにブレが生まれてしまうので高さには注意しよう。

巨大な円形の気を放出する覚醒必殺技で、発生こそ遅いものの長い無敵時間を持ち、投げ無敵なこともあって相手の起き上がりに重ねることで投げ暴れに一方的に狩れたり、無敵技にも打ち勝てたりする。
立ち回りで滅多に使うことはないが、ゲージが十全な場合、黄色ロマンキャンセルと併せることで物理的に見えない択を仕掛けることができる。

相手を非常に高く打ち上げる覚醒必殺技。
打撃無敵を持つものの横への判定は薄いため、切り返しとしては少し使いづらい。
ヒット時はカオリンクェンへ派生でき、保証ダメージも優秀で根性値込みの相手でも安定した高いダメージを見込める。

爆・砕神掌から発生する飛び蹴り。
挙動は通常ヒットとクリーンヒット、そして失敗の3種類。
特にクリーンヒット時の保証ダメージが大きく火力向上に貢献。ヒット数や高さによってタイミングにばらつきはあるが、しっかりコンボルートを練習した上でタイミングをものにしたい。
クリーンヒットとなるタイミングは7F間であり、それ以外は通常ヒットとなる。
蹴り自体が当たらなかった場合は壁に激突してダウンを奪えるにしろ有利時間は大幅に減少。
クリーンヒットじゃないにしろ蹴り部分は必ず当てたいところ。
蹴りまで派生させないこともできるものの、その際は口を開いたまま止まっている姿はなんともシュールである。

【一撃必殺技】

は準備時間、技の判定ともによく、彼女自体が相手をぴよらせる能力も高いため割と狙っていける。

「天・上・天・下・唯・我・独・そ～ん！！」の掛け声と共に打撃を繰り出し、一撃ごとにそれぞれ違うカットインが挿入され、最後に夕焼けをバックに飛び蹴りでシメる。
GGの中でも一撃必殺の中でも一番派手。
因みに、カットインがキャラデザイン決定前に作られた為、袖のデザインが実際のキャラと食い違ってたり。

たぶん「独」辺りが一番可愛い。

○余談中の余談
彼女の甲高い声はあらゆるアーケードゲーム筐体の音が混ざり合うゲームセンターでも、店内、場合によっては店外まで普通に彼女が選択されてバトルしている事が分かる位響くという。

とりあえず五月蝿い。これもジャムの対プレイヤーの一つのスキル。

あとパンツ。
とりあえずミリア姉さんみたいなチラリズム(しかし見せない)ではなく積極的に狙ってくるので注意しよう。
ゲームのバージョンアップの際、基本使いまわしのはずのスプライトがパンチラのためだけに更新されていたという逸話もある。
最新作『Xrd』では3D化を生かした描き込みに加えキャラカラー依存ではなく日替わりという謎の仕様まで搭載されている。

長い髪を束ねる為に、何故か烏龍茶の缶を使用している。
コンシューマー版のおまけイラストで髪をといた彼女を見ることができるが、ニュートラルのミリアかそれ以上に長い。そして髪をといているイラストは総じて色っぽい。

「追記、修正はタダで食わせてあげるネ！！」