酒気帯び運転で事故、市立中学教諭を免職「大丈夫だと思い…」 千葉市教委

千葉市役所
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 千葉市教委は19日、酒気帯び運転をして物損事故を起こしたとして、中央区内の市立中の男性教諭(46)を懲戒免職処分とした。

 市教委によると、男性教諭は昨年6月23日午後9時ごろから翌24日午前4時ごろまで、千葉駅近くの飲食店で友人3人と飲酒した後に乗用車を運転し、同5時ごろ、自宅近くの交差点でポールに接触する事故を起こした。そのまま帰宅し、学校に報告した後に最寄りの交番に出向いた。

 車は通勤に使っており、23日はいったん帰宅してから飲み会に行く予定だったが、学校で急用ができたため学校近くの時間貸し駐車場に車を止めて飲み会に参加した。市教委の聞き取りに「大丈夫だと思い運転した。生徒や保護者、地域の方々らを裏切る行動で、深くおわびする」と話したという。

 鶴岡克彦教育長は「学校教育に対する信頼を失うような事態を招いたことは誠に遺憾で、心からおわびする。職員の意識改革に全力を傾け、市民の信頼回復に努める」とコメントした。


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