「ここの血液が全部犯人の血で、この辺の靴跡が全部犯人の靴跡」(高羽悟さん)
「奈美子がここでうつ伏せで。顔を右にして、左手はこう倒れていまして」(高羽悟さん)
「ここまで犯人の血がしっかり残ってるのに、なんで捕まってないんだろうっていうのは思います」(息子・航平さん)
「知らないおばちゃんとけんかして死んだの。けんかしてママが死んだ。ママが死んじゃった」(航平さん(撮影時3歳))
「(母親の記憶が)本当になくて。すごい遠い人っていうか、“実は母親と一回も会ったことないんだよ”って言われても信じられちゃうぐらい。なかなか自分が母親と一緒にいたという感覚がない」(航平さん(当時20歳/2017年取材))
“元気に産まれてきてくれて本当にありがとう。航平くんに会えてとても嬉しいよ”(奈美子さんが記録していた日記より)
“顔をジーッと見つめて、よく笑ってくれるようになって、ますます可愛くなって来た”
“やーっと1才になったんだね。航ちゃんが産まれた日のことを思い出します。本当に大変な1年だったけど、すくすく育ってくれてとってもうれしいよ。あなたの成長がとても楽しみです” (奈美子さんが記録していた日記より)
「こうやって、まめに記録とって、アルバム残してくれたり、すごい愛情を注いでくれたんじゃないかな」(航平さん)
「こういった場面に 一緒に立ち会えたことは本当に良かった。今夜は少し喜びに浸って、あしたから犯人を捕まえられるように頑張りたいと思います」(悟さん(2010年取材))
20年続いた父と息子の2人の生活も大きな転機
「航平は広告関係の仕事に就きたいって言っていたので、すごいなと。自分の22歳の時は、そこまで考えて就職していない」(悟さん)
「奈美子だったら、なんで名古屋に就職しないのって怒るんじゃないでしょうか?何で東京行かせるのって僕がしかられる」(悟さん)
「事件の後とか大変だったと思いますけど、しっかり大学も出て、就職できるまで育ててくれてありがとうございましたっていう感じです」(航平さん)
「(犯人には)これだけのことをしたんだから、ちゃんと責任は取ってもらいたい」(悟さん)
【中京テレビ 「キャッチ!」 11月13日放送より】