「セクシー田中さん」問題、「日本はクリエーター軽視」
「日本はクリエーターを尊重せず、置き去りにしている」。番組制作会社、テレパックの沼田通嗣取締役プロデューサーはそう語る。同氏は全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)理事やアジアテレビドラマカンファレン
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(更新)- 藤元健太郎D4DR 社長ひとこと解説
民放は不特定多数が見る前提の配慮とスポンサーへの配慮が必要であり,製作委員会方式の映画も多様なステークホルダーの意見を配慮する必要がありそのことから来る課題も多い。一方でNetflixを始めとしたグローバルな配信プラットフォームにより日本発の漫画などのアニメや実写映画などが世界に広がっている。見たい人だけが見るため,過激な表現も可能であり,プロデューサーが生み出す思い切った世界観により高い評価を受けている作品も多い。今後はAIの進化で低コストでも映像作品もどんどん作ることが可能になる。同じ原作でも多様なパターンの作品が多様に流通することを前提に業界全体の制度と意識を変えていくことが必要だろう。
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(更新) - 最相葉月ノンフィクションライター別の視点
バラエティであれドラマであれ、従来と大きく変化したのがSNSの影響だ。番組全体の感想だけでなく、出演者や制作者に対する意見、時には誹謗中傷を、今やアカウントを持つ当事者が直接目にする。DMなら本人以外そのコメント内容を見ることはできない。これまで会社やマネジャー、編集者らが盾となり守られてきたタレントや作家を言葉の暴力が襲う。それがデフォルトの時代、番組制作におけるSNS対策は喫緊の課題であり、特に制作にトラブルが発生している場合はしばらくSNSから離れてもらうなど、できるだけ精神面へのケアが必要だろう。
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(更新)
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