「ラディア戦記」はアクションRPGでしたので、当然壮大なストーリーがあり、アッと驚く結末が待っていることも期待されているものでした。
しかし今創っているのは万人向けアクションゲームです。
でもだからこそ、その話をやる意味があるんじゃないかと思い始めたのでした。
アクションゲームといったら「スーパーマリオブラザーズ」でしょう。
ピーチ姫がクッパにさらわれた! 助けて! マリオ!
こうしてクッパは倒され、無事ピーチ姫は助かりました。めでたし、めでたし。
ストーリーなんて誰もがそんなもんだろうと思っているアクションゲーム。
そうして最初に出逢いのシーンとあの別れのシーンを思い付いた時、ちょっと震えました。
これは誰もが驚くぞ!
そして出社すると企画新人のK君にそのストーリーを効果的な話術で語ったのです。するとK君はとても興奮して面白いと言ってくれました。
つづく
Oct 28, 2017 · 6:59 AM UTC