クロノアクロニクル第5回! 「スプリガン」の企画は中止になりましたが、すでにできていたカメラシステムを使ってオリジナルのアクションゲームを創ることになったのでした。

Sep 2, 2017 · 6:19 AM UTC

カメラワークと敵の出現をテーブル化し、データ制御できるようにしてもらうと、企画側でいろいろなシーンを創れるようになりました。 これがまるで映画を撮影しているような感じで楽しいのです。 企画のK君と競うようにアイデアを出してサンプルができていきました。
前回の資料にあるような崖っぷちのアクションや、ベニスの運河を縫うようにして疾走するモーターボートでのチェイスアクションなど、視覚効果を重視したアクションのアイデアをたくさん考えていましたね。
そしてある日部内発表会があり、我がチームの試作品もプレゼンしました。 立体マップを進むとカメラが回り込み、煽ったり見下ろしたりとダイナミックに変化。カメラが固定されて敵がワラワラ出現し、倒すと解除されるまで。でもこれは実はプレゼン用でうまく遊ばないとタイミングが合わない代物でした
次の日課長が販売部の人達を連れて私の席にやってきて、そこで急遽試作品を見せることになりました。 すると販売部の人達には「これは期待できるねぇ」と言われ、大好評だったのです。 それを見てちょっと考え始めてしまいました。 果たしてこのままでいいのだろうかと。 つづく
Replying to @yoshi_clonoa
初代の攻略本に載ってた「決定前はロボが主人公だった」の案なんでしょうかね?
チームでは土偶くんと呼ばれていましたww