1998 大学入試センター試験 本試験 数I・数IA・旧数IMathJax

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1998 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔1〕 aを実数とするとき,放物線

y=x2+ax+a4

2次方程式

x2+ax+a4=0

について考える.

(1) 放物線の頂点のy座標は

(a)2

である.したがって,2次方程式は二つの解αβをもつ.ここで,(αβ)2<28となるのはエオ<a<のときである.

(2) 放物線aの値にかかわらず点(,)を通る.また,の頂点は放物線

y=x2x

上にある.

(3) 二つの放物線の頂点のy座標が等しくなるのは

a=

のときである.

1998 大学入試センター試験 本試

数学I・数学IA共通

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】

〔2〕 AB二人のそれぞれがもつ袋には,次のように点数のついた玉が6個ずつ入っている.

Aの袋: 6点の玉2個,3点の玉1個,0点の玉3

Bの袋: 6点の玉1個,3点の玉3個,0点の玉2

 ABは,各自の袋から玉を1個取り出して元に戻す.このとき,取り出した玉の点数をその人の得点とする.これを2回行って合計得点について考える.

(1) Aの合計得点が6点になる確率はシスセソである.

(2) Aの合計得点の期待値はである.

(3) Aの合計得点とBの合計得点がともに6点になる確率はチツテ1296である.

(4) Aの合計得点とBの合計得点が等しくなる確率はトナニ1296である.

1998 大学入試センター試験 本試

数学I

配点30点

数学IA【2】〔2〕の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】 四角形ABCDは円に内接し,ABCは鈍角で

AB=2BC=6sinABC=13

とする.また,線分ACBDは直角に交わるとする.

 このとき

cosABC=AC=

となる.円の半径はであり

sinCAB=sinACB=

となる.また,三角形ABCの面積はである.さらに,ACBDの交点をHとおくと

CH=BD=チツ

であり,四角形ABCDの面積はトナである.

1998 大学入試センター試験 本試

数学I

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 平面上において,点Oを重心とする正三角形を考える.1から9までの9個の整数のうちの互いに異なる4個を,この三角形の三つの頂点と点O1個ずつ配置する.

 ただし,平面上で点Oを中心としてその三角形を回転させたとき移りあう配置は同じとみなす.

 四つの点を互いに結んでできる6本の線分について,その両端に配置された数の和が偶数ならばその線分を黒く塗り,奇数ならば白く塗るとする.

(1) 相違なる配置の総数はアイウエであり,そのうちすべての線分が黒である配置はオカ通りである.

(2) 点Oを端点とする3本の線分がすべて白となる配置はキクケ通りである.

(3) 各配置に対して黒い線分の本数を数えるとき,その本数の最小値はであり,その最小値をとるような配置はサシス通りである.

1998 大学入試センター試験 本試

数学IA

配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕 xの整式

A=x48x3+14x2+8x1

がある.

(1) Ax25x2で割ったとき

商は x2x+
余りは  x+

である.

(2) x=2+3のとき

x24x=オカ

であり,そのときのAの値はとなる.

1998 大学入試センター試験 本試

数学IA・旧数学I共通

配点20点

旧数学Iでは解答記号はサからネまで

数学I【2】の類題

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔2〕 四角形ABCDは円に内接し,ABCは鈍角で

AB=2BC=6sinABC=13

とする.また,線分ACBDは直角に交わるとする.

 このとき

cosABC=AC=

となる.円の半径はであり

sinCAB=sinACB=

となる.また,ACBDの交点をHとおくと,DH=トナBHである.

1998 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 正の偶数を小さいものから順に並べた数列

2,4,6,8,

について考える.

(1) 連続して並ぶ5項のうち,初めの3項の和が次の2項の和に等しければ,5項のうちの中央の項はアイである.

(2) 連続して並ぶ2n+1項のうち,初めのn+1項の和が次のn項の和に等しければ,2n+1項のうちの中央の項は

n2+n

である.

(3) 連続して並ぶ5項のうち,初めの3項の2乗の和が次の2項の2乗の和に等しければ,5項のうちの中央の項はオカである.

(4) 連続して並ぶ2n+1項のうち,初めのn+1項の2乗の和が次のn項の2乗の和に等しければ,2n+1項のうちの中央の項は

n2+n

である.

1998 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【4】 三角形ABCの辺ABAC上にそれぞれ点DEAD:AE=2:3となるようにとる.直線DEと直線BCは点Fで交わるとする.

(1) AD:BD=2:3AE:CE=3:1であるとき,三角形ADEの面積をS,四角形BCEDの面積をTとすれば,ST=である.

(2) BD:CE=3:1とする.このとき,BFCF=である.

 さらに,4BCEDが同一円周上にあるとき,AD=2aCE=bとおくとa=bである.したがって

ABAC=ADBD=

である.また,EFDF=となる.

1998 大学入試センター試験 本試

数学IA

選択問題 配点20点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【5】 次のプログラムは2以上の自然数Nを入力したときに,N以上の最小の2の累乗2aを求め,ab=2aを表示させるものである.変数Aと変数Bがそれぞれabとに対応する.

(1) 上のについては,当てはまるものを,次の09のうちから選び,エオについては行番号をいれて,プログラムを完成せよ.

(2) N5を入力したとき,40行は回実行され,画面にはAとしてが表示され,Bとしてが表示される.

(3) N1998を入力したとき,画面にはAとしてケコが表示され,Bとしてサシスセが表示される.

1998 大学入試センター試験 本試

旧数学I

旧課程受験者専用

配点35点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【1】(1) 二つの整式

x25x14x3x25x+2

の最大公約数はx+であり,最小公倍数は

x4x3+x2+エオxカキ

である.

(2) f(x)g(x)は最高次の係数が1の整式であり,f(x)の次数は2とする.f(x)g(x)の最大公約数がx+3で,最小公倍数が

x43x34x2+33x27

であるとき

である.

(3) (2)におけるf(x)g(x)に対して

h(x)=f(x)x+3g(x)x+3

とおき,2次方程式x25x+8=0の解をαβとする.

 このとき

である.

1998 大学入試センター試験 本試

旧数学I

旧課程受験者専用

配点15点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【2】

〔1〕 座標平面上で方程式

x214x+y26y+50=0

によって表される図形C

中心(,),半径

の円である.

(1) 点P(x,y)C上を動くとき

x+yの最大値はオカx+yの最小値は

である.

(2) 直線x=aに関してCと対称な図形をC,直線y=bに関してCと対称な図形をCとする.

 Cが直線x+y=0に関してCと対称となるとき

a=b=ケコ

である.

1998 大学入試センター試験 本試

旧数学I

旧課程受験者専用

配点30点

正解と配点

易□ 並□ 難□

【3】 abcを実数とし,f(x)=ax+bx+cとおく.

 y=f(x)のグラフは点(−4,4)を通り,漸近線がx=−5y=3である双曲線とする.このとき

a=b=イウc=

である.

 y=f(x)の逆関数は

y=オカx+キクx

であり,この関数のグラフはもとの双曲線y=f(x)

x軸方向にy軸方向にサシ

だけ平行移動したものである.

 もとの双曲線y=f(x)と直線y=kxが共有点をもたないkの値の範囲は

スセ<k<ソタチツ

である.

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