ダンジョン探索を再開した俺たちは地下六階を階段を探しながら歩いていた。
すると細い通路を曲がったところでとても大きく開けた空間に出た。
その空間には魔物もアイテムも階段も何もなくただ広いだけの部屋だった。
「階段ありませんわね~」
「そうだな」
俺とマリアはその無駄に広い空間をさっさと抜け出ようと先に進んでいると、
「「っ?」」
部屋の中央辺りに来たところで足元に何やらおかしなものを発見してしまった。
「真琴様、これなんですの?」
「……さあ? ボタンみたいだけど」
それは赤色でボタンのように見えた。
クイズ番組でよく見るようなあの早押しボタンそっくりなものが地面に置かれていたのだ。
「ボタンですか?」
「ああ。でもこんなよくわからないものは無視するに限る、さっさと行こ――」
ポンッ。
「あっ、マリアお前何押してるんだよっ」
「え? だってボタンって押すものではなくって?」
「そうだけどこれはどう考えても押したらまずいだろ」
「?」
首をかしげるマリア。
全然可愛くないぞ。
「押したら駄目でしたの?」
「わからないけどダンジョンにあるボタンとかスイッチは押さない方がいいってなんとなくわかるだろ。もしかしたら罠とかの可能性もあるかもしれないわけだし」
「そういえばマヤがそんなことを言っていたような気もしますわね」
「ほら見ろ」
そう言った直後だった。
『……アアアァァァァ……』
『……アアアァァァァ……』
『……アアアァァァァ……』
・
・
・
不気味な声が地面の下から聞こえてきた。
「えっ!? な、なんですのっ?」
マリアは怯えながら俺の腕にしがみつく。
俺とマリアは周囲を注意深く見渡した。
「真琴様~、な、何が起こるというのでしょうか?」
「俺にわかるか」
すると次の瞬間、
『ガアアアァァァァ……!』
『ガアアアァァァァ……!』
『ガアアアァァァァ……!』
・
・
・
中級ゾンビの大群が地面から這い出てきたのだった。
『Sランクパーティーを追放された鍛冶職人、世界最強へと至る ~暇になったおっさんは気晴らしに作ったチート武器で無双する~』
という小説も書いているのでせめてブクマだけでもよろしくお願いいたしますm(__)m
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