手縫いは日本の文化です。「ミシン」という便利なものが無かった「着物の時代」は全部「手縫い」が主流でした。
「令和の今」機械化が進んで便利な世の中ですが「手仕事」は日本の「財産」です。受け継ぐ人がいなくなればその財産は消えてしまいます。
時代の流れで「便利」なことは「価値観」なのは当たり前ですが、昔の人が考えた「知恵」や「技術」は未来の日本の為に残して行くべき本当の「価値」のある事だと思う。
図解は強度のある手縫いの方法の2つ↓↓
❶半返し縫い(はんがえしぬい)
❷本返し縫い(ほんがえしぬい)
「手縫い」でも「ミシン」に負けない縫い方が出来ます。手縫いの風合いはミシンと比べて柔らかく、針目を細かくするともっと強度が増します。
手縫いのメリットは「針」と「糸」さえあれば出来ること。外出先やミシン出すのめんどくさい時にも便利です。
時間は掛かかるけど時間には変えられない気持ちの「価値観」があります。手作りのプレゼントなんて掛け替えのない嬉しい気持ち倍増です。
こんな時にいいよ↓
「布おもちゃ」「布小物」「巾着袋」「シュシュ」「マスク」「ブックカバー」「コースター」「ちょっとした破れなどの修理」「ファスナー付けはミシンよりハードル低い」
令和の時代だからこそ「手作業」の良さを忘れないで欲しい。
私はアパレル総合商社の企業で「デザイン」と「パターン」を手掛けることが本職の技術者です。𝕏(Twitter)で服や衣類のファッションの雑学を日々発信しています。
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