Xのフォロワーは205万人を超える、押しも押されもせぬ人気声優・中村悠一(43)。人気アニメ『呪術廻戦』シリーズの五条悟や、『ハイキュー‼』の黒尾鉄朗、『SPY×FAMILY』の東雲など、近年の当たり役を挙げればキリがない。  2007年から始まったテレビアニメ『おおきく振りかぶって』で、阿部隆也役を演じたことで知名度を高め、2008年には第18回アニメグランプリで「最優秀男性声優賞」を受賞。以降、スターダムを駆け上がってきた。  2020年にはアメリカの有名なアニメ賞「クランチロールアニメアワード」でも、最優秀声優賞日本語部門を受賞し、グローバルな活躍も見せている。 「独特の低音ボイスが特徴的で、好青年からハードボイルドまで幅広い役柄を担える。アニメだけでなく、ナレーションや吹替の実績も豊富で、映画『キャプテン・アメリカ』シリーズでは、主人公の吹替を務めています。ベテランの声優からも『いい声でずるい』『声に説得力がある』などと絶賛されており、今最も忙しい声優の一人だと言っていいでしょう」(声優業界関係者)  今を時めく“超人気声優”の中村だが、10年来のファンからはこんな声も上がっている。 「ゲーム配信での中村さんは、言動が“性的な表現”ばかりなんです……」  実は、中村はかねてから“かなりのゲーマー”として知られている。 「学生時代には『バーチャファイター』の全国大会への出場資格を獲得したという逸話があるほど。『特技は1日24時間ゲームプレイ』と公言しており、ゲーム実況界隈では“やりこみプレイヤー”としても周知されています」(ゲームの利用者)  そんな中村には、現在、ドはまりしているゲームがある。オンラインゲーム「ストリートグラフィティ ロールプレイ(ストグラ)」だ。全世界でシリーズ累計4億本以上売れているロールプレイングゲーム「グランドセフトオート」をベースに作られたゲームで、プレイヤーは自身を投影したアバターを通じ、本当にその世界で暮らしているかのように仕事や趣味、友人関係を構築していく。 「『ストグラ』は、2022年8月28日に運営開始され、凄い勢いで利用者数を伸ばしています。架空の都市である“ロスサントス”で、自身を投影させたアバター(分身となるキャラクター)を作製し、住人となって思い思いに生活する。アバター同士、疑似恋愛や疑似結婚をすることもできます。従来のゲームより非常に自由度が高いことが人気の秘訣です。言うなれば、現代版“おままごと”といった感じですかね」(同前)  前出のファンによれば、中村の「ストグラ」のプレイスタイルが一部で物議を醸しているというのだ。  中村は2021年12月に自身のYouTubeチャンネル「中村悠一」を開設。チャンネル登録者数は47万人を誇る。趣味のゲーム配信動画などをアップしている。 「ストグラ」の動画が最初に投稿されたのは2023年9月14日のこと。中村は〈ネズ〉と名乗るアバターでゲームをプレイしている。 「1日目の動画はゲームの中でもドライブをしながら話すという何の変哲もない動画。中村さんが車好きだからか、〈ネズ〉も整備工場に勤めているという設定でした。しばらくすると中村さんのアバターは〈ネズ〉だけでなく〈プスカ大佐〉も名乗り出した。そして、ゲーム内の工場に新入社員としてやってきた女性配信者との“絡み”が始まってから、何やら様子がおかしくなっていったのです」(前出のファン) 〈ネズ〉〈プスカ大佐〉こと中村は、次第に自身のYouTubeチャンネルを飛び出し、ゲーム内で絡んできた別の女性配信者のチャンネルにも出没するようになる。気になったそのファンは、その女性配信者のチャンネルを覗いてみたというが、 「女性配信者のチャンネルに“出張”した中村さんは、あの素敵な声で下ネタを連発。女性アバターの身体を指先で触ったり、自身のアバターを密着させて下半身を動かしたり、見ていて恥ずかしくなるような言動を繰り返しているんです」 「週刊文春」の記者も中村のアバターが登場するゲーム配信動画を確認。するとそこには、下ネタを連発する聴きなれた低音ボイスが……。  こうしたファンの声をどう受け止めるのか。また、そこまで「ストグラ」にどハマりした理由は何なのか。中村に取材を申し込んだが、期日までに回答はなかった。  中村は一体、「ストグラ」でどんな“プレイ”をしているのか。現在配信中の「週刊文春電子版」では、ファンを赤面させたゲーム配信内での中村の言動を詳しく報じている。さらには、大のゲーム好きとして知られる中村が声優としてスターダムを駆け上がって来た軌跡、「正直ちょっとガッカリ」と語る10年来のファンの声なども併せて報じている。