ONE DAY SCHEDULE
-
8:30
- 出社
- メールチェック。急ぎの用件があれば臨機応変に対応。
-
9:30
- 協力会社打合せ
- 協力会社と図面内容や現場進捗に関する打合せ。
-
14:00
- 施主定例会議
- 追加要望や図面内容についての打合せを行う。
-
17:00
- 現場確認
- 現場にて施工状況を確認する。
-
19:30
- 退社
- 担当案件の状況によって退社時間は大きく変動。
01
仕事内容
ポイントは施主との綿密な打合せ。
竣工後の運用までイメージできる
丁寧でわかりやすい説明に努める。
私は現在流通センターの建替工事と、高校の校舎の新築工事を掛け持ちで担当しています。非常駐のためそれぞれの現場に行くのは週に2~3日ほどで、施主との打合せやコスト管理、図面確認、現場での施工状況のチェックなどが主な業務となります。打合せの際に特に心掛けているのは、お客様自身も気付いていない潜在的なニーズを引き出しながら、竣工後の設備の運用を明確にイメージできる説明を行うこと。設計図を見た段階では、設備の具体的な運用方法を想定することは難しく、竣工が近づくにつれて判明することが多々あります。その際に「最初からこうしておけば良かった」という点が多くなるほど、その後の工事の進捗が滞ってしまいます。そのため、事前に入念に打合せを重ねることで、着工直後と竣工後のイメージの齟齬を少なくしていくことが非常に重要になるのです。
最初はわからないことも多い。
だからこそ、苦労を乗り越え
成長できたときの喜びも大きい。
入社後、2年目までは主に現場調整や進捗の確認を担当していました。3年目以降は打合せや案件全体の進捗・コスト管理をメインに担当。経験が浅いうちは上司や先輩の打合せに同行したり、適宜アドバイスやフォローをしてもらえたりしたので、無理なく経験を積んでいくことができました。これまでにさまざまな案件を通じてスキルアップを図ることができましたが、中でも一番成長の手ごたえを感じたのは、大学病院の増築工事に携わったときです。医療設備や薬品を扱う都合上、かなりシビアな品質と設備運用が求められる案件でした。お客様と何度も綿密に打合せを行い、具体的な運用方法をイメージしてもらえるように努めながら、与条件をクリアするための提案を積極的に実施。竣工後、担当者の方から「こんなに素敵な建物にしてくださってありがとうございます」という言葉をいただけたときは、それまでのすべての努力が報われる思いでした。
02
入社の動機
学生時代から建築業界での
ものづくりの仕事を志望。
座談会で鹿島の社風に惹かれ入社。
将来は建築関係の仕事に就きたいと思い建築学科に進学。就職活動ではゼネコンやハウスメーカーをはじめ、鉄道系や測量会社など幅広く見ていました。さまざまな業界の仕事を知る中で「ものづくりの過程や成果がはっきりと目に見える仕事がしたい」という思いが強くなり、ゼネコンの設備施工の仕事を志望するように。数あるゼネコンの中から最終的に鹿島を選んだ理由は、事業規模や仕事内容に惹かれたのはもちろんですが、一番は座談会などを通じて感じた雰囲気が心地良かったからです。どの社員の方もすごく話しやすくて「誠実で丁寧な会社なんだな」と思ったことが入社の決め手になりました。
03
今後の目標
一つひとつの仕事の
精度向上を図りながら
後輩の育成にも努めていきたい。
今年で入社6年目となり、一通りの仕事を経験することができました。今後の当面の目標は、一つひとつの仕事の精度をもっと上げていくこと。お客様との打合せの良し悪しが仕事のクオリティや進捗に影響しやすい仕事なので、ニーズの引き出し方をはじめとしたコミュニケーション関連スキルを特に力を入れて磨いています。また、これからは後輩の指導をする立場にもなるので、これまでに培った経験を活かして後輩をフォローしていきたいです。うまく仕事の配分をしながら、後輩が無理なく成長できるよう導いてあげられればと考えています。
04
休日の過ごし方
仲の良い友人や同僚と
過ごしてリフレッシュ。
資格取得の勉強にも励む。
会社の同僚や学生時代の友人と、カフェや食事に行くのが一番の息抜きです。仕事や趣味の話をしたり、お互いの現状について報告し合ったり、仲の良い人たちと楽しいひと時を過ごすと「来週からも頑張ろう」と力が湧いてきます。また、建築設備士と1級管工事施工管理技士の資格を取得するために、最近の土日は勉強をしていることが多いです。
05
鹿島の社風
気さくで面倒見の良い人が多い。
入社1年目のトラブル時も
上司が優しく導いてくれた。
座談会で感じた社風の良さに惹かれて入社しましたが、入社後も座談会で受けた印象とのギャップはなく、年次に関係なく気さくにコミュニケーションができる会社だと感じています。特にそれを実感したのが、初めて携わった案件の竣工引き渡し後にトラブルが発生したときです。まだまだ経験が浅く、パニックになりそうな私を当時の上司は冷静に優しく「こういう場合はこうしたらいいよ」と的確に指示してくれました。上司も忙しいはずなのに長時間相談に乗ってくれて、本当に面倒見の良い人が多いと感じています。
学生へのメッセージ
現場全体を把握しながら施主の運用ビジョンを引き出し、現場へ反映していくことが設備施工のミッションです。大変な仕事ではありますが、事前の打合せの内容が少しずつ形になっていく過程や、設備が動く様子を目の当たりにした瞬間には、大きな達成感が得られます。皆さんと一緒に鹿島でものづくりができる日を楽しみにしています。
MESSAGE
※原稿は取材当時のものです。
RECOMMENDED CONTENTS