「て、てめぇ、今何しやがったっ!」
やはりすばやさ50000以上ある俺の動きにこいつらはまったく対応できてはいない。
ちょっと速く動いただけで俺の姿を見失ってしまったのだから。
よかった、特殊警棒を用意しておいて。
素手ならたとえどんなに手加減しても殺してしまう可能性がある。
「何とか言えこらぁっ!」
坊主頭が俺の胸ぐらを掴んでぎゃあぎゃあわめきたてた。
耳障りだ。
俺は持っていた特殊警棒で坊主頭のお腹をどついた。
「ぶふぉっ……!?」
坊主頭の体がくの字に折れ曲がりそのままアスファルトの地面に倒れ込む。
「な、何を――」
「このや――」
そのままロン毛と天然パーマの右頬左頬も特殊警棒でもって殴りつけた。
二人は通路の右端左端に吹っ飛びそこにあったゴミ袋に頭から突っ込む。
時間にしてわずか三秒の出来事。
それを目の当たりにした桜庭は身動きできずにただ「な、なっ……!?」と口と目を見開いていた。
「あとは桜庭、お前だけだ。誰も止めには来ないぞ」
「……くっ……くそがっ!」
そう言って桜庭はなりふり構わず殴りかかってくる。
「おらおらおらっ!」
だが俺は桜庭の連打を左手の人差し指だけですべて防いでやった。
「はぁっ、はぁっ……くそっ、どうしてだっ!!」
さっきまでの余裕な表情がすっかり消え失せた桜庭が俺に対する恐怖心をにじませながら叫ぶ。
「俺の方が強いってことだろ」
「ぐっ……ふざけるなっ! オレはレベル42だぞっ! お前みたいなチビに負けるはずがはっっ――」
桜庭の言葉を最後まで聞くこともなく俺は右手に持った特殊警棒を振り払った。
特殊警棒は桜庭のあごをとらえ膝からがくっと崩れ落ちるようにして桜庭はその場にへたり込んだ。
「ふぅ~」
特殊警棒をもとの大きさに戻してから腰に差すとアスファルトに転がる四人の姿を眺めて一言、
「もう俺に構うなよ」
声を降らせる。
ここまで実力の違いを見せつけたんだ、よほどの馬鹿じゃない限りもう二度と絡んでは来ないだろう……多分。
「じゃあ俺行くところがあるから」
そう言い残すと振り返ることもなく俺はスーパーへと向かうのだった。
『Sランクパーティーを追放された鍛冶職人、世界最強へと至る ~暇になったおっさんは気晴らしに作ったチート武器で無双する~』という小説も書いているのでせめてブクマだけでもよろしくお願いいたしますm(__)m
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