関西ニュースKANSAI

　和歌山県内に住むスポーツインストラクターの４０代の男性にストーカー行為をしたとして、３１歳の教師の女が逮捕されました。
　女は、男性が勤めるスポーツ施設の生徒だったといいます。

　ストーカー規制法違反の疑いで８日に逮捕されたのは、和歌山市内の私立学校に勤務する教師の女（３１）です。
　女は１月１５日と２１日、恋愛感情が満たされなかった恨みなどから、和歌山県内のインストラクターの男性（４０代）の勤務先であるスポーツ施設や、関係先に押しかけた疑いが持たれています。

　警察によりますと、女は２０２１年の秋ごろ、スポーツ施設の生徒として男性と知り合った後、「好意がある」といった内容の電話やメールをし、翌２０２２年２月、男性が拒んだため、いったん行為は止まりました。

　しかし同年１１月ごろ、男性から警察に「知らない番号から電話がかかってくる。おそらく相手は、過去に生徒だった人です」との相談があり、警察は規制法に基づき、女に口頭と文書で警告。

　しばらく行為は収まりましたが、今年１月、男性のレッスン中に、女が２回訪ねてきたため、警察が逮捕したということです。

　警察に対し女は「１月１５日と２２日に会いに行ったことに間違いありません。ただ、恋愛感情や恨みではなく、身の上話を聞いてもらいたかった」と、容疑を一部否認しています。