タイトルを略してみたところ、うまく言えないけれど宝物だと感じる予感が本物に思えてくることでおなじみ(?)の「プリパラ&プリティーリズム プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!」のインプレッションをお届けします。
「プリティーリズム」も「プリパラ」もタカラトミーアーツさんが展開しているカードを使用したリズムアクションゲームで、タカラトミーさんから玩具がいろいろ発売され、アニメも展開されています。
しかし、ある程度大人になると、女児系のアーケード筐体をプレイするのはためらわれますし、玩具売り場で商品を見るのも照れくさいもの。そのため、ボク自身の「プリティーリズム」経験はニンテンドー3DSで2013年に発売された「プリティーリズム マイ☆デコレインボーウエディング」と「プリティーリズム・レインボーライフ きらきらマイ☆デザイン」のみだったりします。
しかし、この2本についてはガッツリと遊んでいて、そろそろ続編が出ないものかと期待していたところ、2015年3月に遂に「プリパラ&プリティーリズム プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!」が登場しました。
これは遊ぶしかないでしょう、ということで編集部からソフトをお借りしたので、早速プレイしてみましょう。
パッケージを開けると5枚のプリチケが入っています。これを持ってアーケード筐体で遊べということですね。まだまだアーケード筐体で遊ぶのはボクには敷居が高いのですが、きっとこのゲームで遊べばアーケード筐体の「プリパラ」をプレイする勇気が出るものなのでしょう。
さて、ゲームを始めるとめが姉ぇ登場。現実の世界では「プリパラ」や「プリティーリズム」のアーケード筐体をプレイするのは躊躇してしまっているのに、ゲームの中ではあっさりとアーケード筐体でプレイできてしまうのは嬉しいところ。アーケード筐体を遊び始めるとプリティーリズムの世界:プリズム空間に吸い込まれていきます。
ニックネームと誕生日を入力し、顔、ヘアスタイル、ヘアカラー、マイコーデを決めるとゲーム開始。ニックネームを「さけかん」、誕生日を「4月4日」と入力し、おっとり顔にワインレッドのボリュームツインテール、ラブリーなシュガーワンピスタイルを選んでゲーム内のキャラクターを確定。プリズムのきらめきの勉強へと向かいます。
早速、2つのモードで遊べるようになります。
「らぁら&プリ☆コレであそぶ」を選ぶと「プリパラ」の主人公のらぁらと一緒に「プリティーリズム」の世界に行くストーリーを楽しむことができ、「きらきらマイ☆デザインであそぶ」を選ぶと前作のストーリーを楽しむことができます。
前作をガッツリと遊んでいるボクとしては、今作で導入された「らぁら&プリ☆コレであそぶ」が気になるので、早速遊んでみることにしましょう。
「らぁら&プリ☆コレであそぶ」では、「かしこまっ!プリズムストーリー!」「プリ☆コレ」「いますぐプリズムショー」「マイルーム」「カメラであそぶ」の5つのモードを楽しむことができますが、「いますぐプリズムショー」「マイルーム」「カメラであそぶ」については前作とほとんど変わらないので、「かしこまっ!プリズムストーリー!」と「プリ☆コレ」をメインにプレイしていきます。
「かしこまっ!プリズムストーリー!」では、「プリパラ」の主人公のらぁらと一緒にプリズムのお勉強しながらリズムゲームを進めていくことになり、「プリ☆コレ」では、トップス、ボトムス、シューズを選ぶことでオリジナルのコーデを作ることができます。
「プリ☆コレ」を選ぶと、まだ何もプレイしていなくても、いくつかのアイテムが用意されています。トップスを選ぶと25種類、その内の20種類はトップスの衣装ですが、5種類はワンピースなどの上下つなぎのコーデになっていました。ボトムスは12種類、シューズは10種類。さらにメイクのタイプもスッピンを含めて6種類から選べるため、最初からいろいろなコーデを楽しめます。
ひとまず、基本ブランドのスター、ラブリー、ポップ、フェミニン、エスニック、クール、セクシーのコーデを1つずつ作っておきましょうか。
例えばスターならば“ミニスカート”チェックトップみゆみゆver.、ボトムスは“ミニスカート”チェックパニエみゆみゆver.、シューズは“ミニスカート”チェックブーツでメイクはパッションルビーメイク。完成したらQRコードを作り、名前を付けてセーブをします。このQRコードはアーケード筐体の「プリパラ」で使用できます。
作ったコーデは名前を付けないでセーブをするとぜんぶ「さけかんコーデ」のような「自分の名前+コーデ」になってしまう為、わかりやすい名前を付けておきましょう。ブランド名にするよりもブランドを象徴する色を入れた名前でセーブデータを作っておくと、あとで選択しやすいように感じました。
最初はブランドによってはアイテムが1つしかなかったり、1つもなかったりするので、適度に違うブランドを組み合わせながらコーデを作っていきます。
「かしこまっ!プリズムストーリー!」を始めるとらぁらとクマが登場し、一緒にいろんなところに飛ばされます。ストーリーがある程度進むとリズムゲームをプレイする場面になり、コーデを選べる場合には、「マイ☆デココーデ」と「プリ☆コレコーデ」でコーデを選ぶことができます。前作部分のプレイを進めていると「マイ☆ドレスコーデ」も選ぶことができますが、「マイ☆デココーデ」と「マイ☆ドレスコーデ」を選ぶと前作と同じプレイ感覚になってしまう為、「プリ☆コレコーデ」でコーデを選ぶことをお薦めします。
「プリ☆コレコーデ」では、先に「プリ☆コレ」で作ったコーデを選ぶことができます。プレイする曲によってコーデとの相性があるので、コーデボーナスがどのくらい貰えるか気にしながらコーデを選びます。
リズムゲーム部分は、下画面に赤、青、同時押しのタッチ部分が表示されていて、画面に表示される円にカーソルが移動してポイントに重なるときにボタンを押したり押しっぱなしにしたり連打したりして対応していきます。
実際には、タッチスクリーン以外にも、十字ボタンやLボタンが青、ABXYボタンやRボタンが赤に対応しているので、プレイヤーが好む操作方法で遊ぶことができます。個人的にはLボタンとRボタンが直感的でわかりやすいです。
「かしこまっ!プリズムストーリー!」のストーリーを進めると、アイテムがどんどん増えていきます。2話が終わった時点でワンピースなどを含むトップス105種類、ボトムス39種類、シューズ30種類ですが、5話が終わると400種類を突破し、ストーリーを完全にクリアする頃には1000種類以上のコーデを組み合わせできるようになります。
また、ストーリーを進めると、「いますぐプリズムショー」で使えるキャラクターが増えていき、遊べる曲も増えていきます。特に、らぁらやプリズムボーイズのヒロを操作キャラクターになるのが今作の特徴。アニメ「プリパラ」の挿入歌「GoGoプリパライフ」やヒロが熱唱する「pride」でプリズムショーを行えるのもかなりのポイント。
「かしこまっ!プリズムストーリー!」は正味2時間くらいあればクリアできるかなぁ、という感じですが、ストーリーをクリアした時点でキャラクターとコーデがかなり開放され、「いますぐプリズムショー」で演奏できる曲がかなり増えているため、ここからがこのゲームの本番です。好きなコーデを作りながら、いろいろな曲を使ったプリズムショーを繰り返しましょう。そして、お気に入りのコーデが完成したら、アーケード筐体の「プリパラ」に持ち込んでそのコーデを試していきましょう。
というわけで、「らぁら&プリ☆コレであそぶ」は「プリパラ」のキャラクターが登場するけど、「プリティーリズム」のシステムでコーデやリズムゲームを楽しむゲーム。そして、アーケード筐体の「プリパラ」デビューをするまでがこのゲームの楽しみという風になっています。
しかし、しかしですよ。ここまで遊んでもボクのように小心者には「プリパラ」筐体への道のりはまだまだゴールが見えません。いやむしろ、家から出ることさえも躊躇してしまいます。でも、そんな人にもまだまだ遊べる要素があるのが今作のいいところ。ひとまず、「いますぐプリズムショー」でひたすらハイスコアを狙うような遊び方をお薦めします。
でもね。本当に高得点を出したい場合は、「かしこまっ!プリズムストーリー!」だけのプレイに留まっていてはいけないのです。実は、「らぁら&プリ☆コレであそぶ」と「きらきらマイ☆デザインであそぶ」は完全に連動していて、「きらきらマイ☆デザインであそぶ」の方にある「きらきら!プリズムストーリー」のストーリーを進めておかないと、「いますぐプリズムショー」の全ての曲が開放されないし、各曲の「かんたんノリノリ」「ノリノリ」「ぜんぶダンス」の3難易度をプレイできないんですよ。
また、かんぺきジャンプを成功させてライブ終了後にプリズムライブを発生できる状態にしていないと、更なる高得点を望めないので、「きらきらマイ☆デザインであそぶ」もひたすら遊ぶ必要があります。
そして、実は「きらきら!プリズムストーリー」を進めないとメイクの種類が増えないため、「プリパラ」で使用できるメガネコーデが増えないので、「プリパラ」で遊べる要素を増やすためには「きらきらマイ☆デザインであそぶ」もひたすら遊び込まないといけないのです。遊んでいると、前作のデータが引き継げていればなぁ、と思わなくもないのですが、ここはもう一度前作のストーリーを楽しめると思って楽しみましょう。「かしこまっ!プリズムストーリー!」をプレイしている時に取得したプリズムストーン用のアイテムを使えば、若干クリアしやすくなっていますので。
そんなわけなので、「かしこまっ!プリズムストーリー!」をクリアした後は、「きらきらマイ☆デザインであそぶ」をやり込むことになるのですが、実はまだまだ前作に対するアドバンテージがありました。それは、「カメラであそぶ」のモードです。
「カメラであそぶ」では、ARカードを使用してプリズムショーを楽しむ「ARプリズムショー」とプリズムスターと一緒に写真を撮影できる「いっしょにプリフォト」を行うことができます。
「ARプリズムショー」では、前作のキャラクター以外に今作で追加されたらぁらやヒロを使ってプリズムショーを行うことができ、今作で集めたコーデも使用できるため、今作ならではの楽しみ方ができます。
「カメラであそぶ」でも、今作で集めたコーデやらぁらとの撮影ができるのですが、プリズムボーイズのキャラクターやフレームが追加されているので、撮影がさらに楽しくなっています。撮影と言えば室内で遊んでいる場合ではありません。外に出掛けて撮影をしましょう。
外に出ることができたので、「プリパラ」筐体のあるお店にたどり着ければ、あとはプレイするだけ。あともう少し勇気があれば、ボクもプリパラでつかえる男になれそうです。
今回はお借りしていたソフトでプレイしていたのですが、外に出たおかげで実際にソフトを購入したので、いつかプリパラでつかえる男になるため精進しますよ。
プロフィール
酒缶(さけかん)/ゲームコレクター
1万本以上のゲームソフトを所有するゲームコレクターをしつつ、フリーの立場でゲームの開発やライターなど、いろいろやりながらゲーム業界内にこっそり生息中。ゲーム関係者へのインタビューをまとめた電子書籍「ゲームコレクター・酒缶のファミ友Re:コレクション」を展開中。関わったゲームソフトは3DSダウンロードソフトウェア「ダンジョンRPG ピクダン2」など多数。価格コムでは、ゲームソフトとAndroidアプリのプロフェッショナルレビュアーを担当している。
■公式サイト「酒缶のゲーム通信」
http://www.sakekan.com/■twitterアカウント
http://twitter.com/sakekangame■電子書籍「ゲームコレクター・酒缶のファミ友Re:コレクション1」
http://www.amazon.co.jp/dp/B008GYU7B4/■電子書籍「ゲームコレクター・酒缶のファミ友Re:コレクション2」
http://www.amazon.co.jp/dp/B00CJ320S6/■電子書籍「ゲームコレクター・酒缶のファミ友Re:コレクション3」
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http://www.amazon.co.jp/dp/B00IXLHLVE/■電子書籍「ゲームコレクター・酒缶のファミ友Re:コレクション5」
http://www.amazon.co.jp/dp/B00KA6CZWU/