「構造体」も、「クラス」と同様に、複数のデータをまとめてメモリに記憶するための用途で使います。
以下はRustとGoの例です。
Rust:
let tokyo = Siten {
id: "S01",
name: "東京支店",
revenue: 389000,
};
Go:
tokyo := Siten{"S01", "東京支店", 389000}
このRustとGoのコードも、コンピュータの内部で下記の処理が行われます。
(a’)Siten型に必要なメモリ領域を確保する。
(b’)上記(a’)で確保した領域に、"S01", "東京支店", 389000というデータを記憶する。
RustやGoでは「変数tokyo」が指している領域にデータを記憶します。
ただし、RustやGoでは「変数tokyo」の値として「参照」あるいは「ポインタ」を選択する方法も用意されています。設計の目的に応じて選択していくことになります。
引用
SHIMS
@shims_ag
複数のデータを一まとめにしてメモリに記憶するための下記の「命令」を実行したときに「言語処理系」が行う動作を説明します。
Siten tokyo = new Siten("S01", "東京支店", 389000);
まず右辺から実行され、「オブジェクトの生成」(インスタンス化)と「初期化」が行われます。… twitter.com/shims_ag/statu…
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