ESG経営推進活動報告
2022年度ESG経営推進活動の総括と2023年度の目標
当社グループのマテリアリティである「安全」「環境」「人材」および「ガバナンス(G)」の観点からESG経営推進活動内容を整理し、まとめています。
なお、環境の活動の総括と目標は関連リンクをご覧ください。
- 関連リンク:
1.安全
2022年度の目標 | ISO26000 中核課題 |
2022年12月末の達成・進行状況 | 達成度 | 2023年度の目標 |
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1.運航船の事故削減(安全確保) | ||||
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労、環 |
※数値については2020年度より集計方法を年度末から年末に変更しています。
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◎ |
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2.船主・顧客との安全活動 | ||||
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労、消 |
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◎ |
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3.ターミナルの事故予防と原因究明、および情報収集 | ||||
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労、公 |
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〇 |
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4.造船所・メーカーの安全管理の徹底 | ||||
各社の安全基準をベースに、安全管理の徹底を実施 | 環、公 | 日本海洋科学(旧郵船エンジニアリング)のQMSに基づき、各建造船の監督室における定期パトロールや日々の現場における是正要求を活用し、安全管理を実施。 | ◎ | 各社の安全基準をベースに、安全管理の徹底を実施 |
5.災害に対する備え | ||||
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組、コ |
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◎ |
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- ※1SEMC:Safety & Environmental Management Committee
2.人材
2022年度の目標 | ISO26000 中核課題 |
2022年12月末の達成・進行状況 | 達成度 | 2023年度の目標 |
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1.働き方改革 | ||||
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人、労、公 |
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〇 |
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2.国内外の人材育成 | ||||
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人、労 |
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◎ |
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3.船員教育 | ||||
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労、環 |
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◎ |
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- ※2HR理念:国内外グループ各社の多様な人材を、グローバルなフィールドでたゆみなく育成する
3.ガバナンス
2022年度の目標 | ISO26000 中核課題 |
2022年12月末の達成・進行状況 | 達成度 | 2023年度の目標 |
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1.人権デューディリジェンス・人権啓発 | ||||
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組、人、公 |
ESG経営推進委員会の分科会の一つとして国連グローバル・コンパクト推進分科会を組成(2010年に設置されたグローバル・コンパクト推進委員会を2022年度より改組)。当社および当社グループ会社における国連グローバル・コンパクトの推進とそれに基づく体制の整備を目的とし、3か月に一度の頻度で開催した
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◎ |
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2.環境に配慮した売船・解撤 | ||||
NYK解撤ポリシーに基づいたシップリサイクルの推進 | 人、労、環、公 | NYK解撤ポリシーの要素を盛り込んだシップリサイクル現場での監督マニュアルの作成とモニタリング機能の強化・プロセスを確立 | ◎ | NYK解撤ポリシーに基づいたシップリサイクルの推進 |
3.コンプライアンス活動 | ||||
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組、公 |
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◎ |
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4.独禁法リスクアセスメント | ||||
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公 |
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◎ |
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5.情報システムセキュリティ対応 | ||||
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組、消、コ | 陸のシステムのサイバーセキュリティ対策として、SOC(Security Operation Center)による24時間監視体制構築など、グローバルに取り組みを実施。 Dualog(船舶向けサイバーリスク管理システム)とGSOCの連携により、船舶上のサイバー脅威監視を開始。 マスタデータ整備等、全社データ活用の仕組み・規程策定を推進中。 米国基準(NIST CSF)対応済 |
◎ | 監視~検知~復旧までの体制について、実効性を高めるべく適宜工程見直し。 またグループ会社含めた対象範囲拡大にも取り組む。 異常検知後の対応体制強化、また対象隻数増加に向けて取り組む。 規程の遵守徹底、マスタデータの整備含め、継続対応。 異常検知した後の対応含め、規程遵守徹底に向けフォローアップに取り組む。 また、グループ会社含めた対象範囲拡大にも取り組む |
6.投資家との対話 | ||||
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組 |
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◎ |
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7.SCMの徹底(燃料サプライヤー評価) | ||||
各担当者が、取引のある全サプライヤーについて評価を行い、今後の購買活動へ反映させる。(評価項目:品質、デリバリー、価格、トラブル対応、情報提供等) | 組、公 | 3ヵ月もしくは半年ごとの契約更新時に、価格のみならずサービス面・パフォーマンス面も含めて多面的にサプライヤーを評価したうえで、コンプライアンス契約の締結を条件として購買契約に繋げている。 | ◎ | 各担当者が、取引のある全サプライヤーについて評価を行い、今後の購買活動へ反映させる。(評価項目:品質、デリバリー、価格、トラブル対応、情報提供等) |