豪雨の被災者から住宅建築費用の名目で現金をだまし取った疑いで男再逮捕【熊本】
2020年7月豪雨の被災者から住宅建築費用の名目で現金200万円をだまし取った疑いで男が再逮捕されました。男は容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、事件当時、人吉市で『匠工務一級建築士事務所』の代表を
務めていた山口 卓三 容疑者(75)です。
山口容疑者は、4年前の7月豪雨で被災した人吉市の男性に対し、住宅建築費用名目で「工事代金を先に支払ってもらえませんか」などと言い、現金200万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、工事は行われておらず、山口容疑者は調べに対し、「分からない」と供述。容疑を否認しているということです。
山口容疑者は1月11日にも同様の容疑で逮捕されています。
また、豪雨災害発生後から2022年3月の間、人吉市に事務所を構え、工事請負契約を二十数件結んでいたとみられていて、警察は、他にも十数人から被害の相談が
寄せられていることなどから余罪があるとみて捜査しています。