先の(a)(b)(c)は「int型」のケースでした。int型は、1つのデータだけをメモリに記憶する「命令」です。
プログラミング言語には、複数のデータを1まとめにしてメモリに記憶する「命令」が用意されています。この「命令」では、「配列」、「構造体」、「クラス」などを使います。
以下は「クラス」を使った例です。
Java:
Siten tokyo = new Siten("S01", "東京支店", 389000);
C#:
Siten tokyo = new Siten("S01", "東京支店", 389000);
PHP:
$tokyo = new Siten("S01", "東京支店", 389000);
TypeScript:
let tokyo: Siten = new Siten("S01", "東京支店", 389000);
Ruby:
tokyo = Siten.new("S01", "東京支店", 389000)
Python:
tokyo: Siten = Siten("S01", "東京支店", 389000)
Swift:
let tokyo: Siten = Siten("S01", "東京支店", 389000)
Kotlin:
val tokyo: Siten = Siten("S01", "東京支店", 389000)
C++:
Siten* tokyo = new Siten("S01", "東京支店", 389000);
このように異なるプログラミング言語においても、複数のデータをメモリに格納する「命令」が似ている理由は、コンピュータの基本的な構造と動作原理が普遍的だからです。
引用
SHIMS
@shims_ag
(a)(b)(c)の処理は、コンパイラ、インタプリタ、仮想マシンが実行します。
これらをまとめて「言語処理系」、単に「処理系」ともいいます。
Javaの場合は、JVMという仮想マシンが(a)(b)(c)の処理を実行します。
javacはコンパイラなので「言語処理系」に含まれます。 twitter.com/shims_ag/statu…
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