ぼくはずるい | りょりょのリアル

ぼくはずるい

テーマ:恋愛ポエム

 

 

あなたのように心が美しいひとに初めて出逢った。

 

こんなに心が美しいひとがいるのかと驚きもした。

 

 

誠実で強くて優しく穏やかかつ冷静。

 

笑顔も性格も明るい。

 

 

ソフトクリームを上手に食べれない

私の口をいつも拭いてくれる。

 

 

そっと私をいつも抱きしめてくれる。

抱きしめ返すと、ありがとうと言ってくれる。

 

 

部屋の片づけや食器洗いなどもしてくれる。

 

「これくらいの事しか

してあげられないからさ」と笑顔で言いながら。

 

 

部屋でも外でも車の中でも手を繋ぐ。

 

 

ドライブとロックが大好きな、あなたと私。

 

 

私から好きになり

結婚を前提に付き合って下さいと告白してくれた時

びっくりしつつ、とても嬉しかった。

 

 

思わず抱き着いた

「私で良かったら」と言いながら。

 

 

抱きしめ返してくれた。

 

「ぼくの彼女」と言いながら

私の鼻をちょこんと指で優しく押してくれた。

 

 

 

あなたの生きてきている背景はまだ知らない事だらけ。

私の生きてきている背景も、あなたも同じく知らない事だらけ。

 

 

まだ恋人になったばかりだから。

 

 

ただ分かっているのは

お互いが互いの手を決して離さない事。

 

 

稀な職業のあなた。努力家でもあるあなた。

 

 

苦労、葛藤、様々な大きな問題や悩みを沢山抱え

乗り超えて生きてきている。

 

 

天然でかわいい一面があったり

男気があり過ぎて私は困る程に愛してしまう。

 

 

あなた以外に彼氏は過去にいた。

 

しかし私にとって、あなたは初恋のひと。

 

これから先、私はあなたに何度恋をするのだろう。

 

 

何かの映画で

 

「人生愛してなんぼ」というセリフがあった。

 

本当にそうだなと感じているのも人生で初めて。

 

 

私は尽くされる恋愛しかした事がない。

勿論、当時つきあっていた彼氏も愛していたが。

 

 

あなたに出逢い

愛するとこんなに涙が出るものかと

涙が出るのも人生で初めてでドリカムの歌そのもの。

 

 

稀な職業のあなた。

 

 

目立ちたくないけど

自分が住む町で職業柄どうしても目立ってしまい

プライベートは過ごしにくいと言う。

 

 

 

本当は甘えたくて、寂しがり屋のあなた。

 

過去付き合った彼女に甘えたくても

男が前面に出てしまい甘えられなかったと教えてくれた。

 

 

やっと私に辿り着いた。

私にいっぱい甘えてね。

そう言える自分になりたくて私は努力する。

 

 

膝枕をして貰った事はあっても

自分が膝枕をした事がない私。

 

 

膝枕してあげようとしていたら

逆に私を膝枕してくれていた。

 

2人で笑ってしまった。

 

 

「何かして欲しい事はある?」

 

と聞くといつも笑顔でこう言ってくれる。

 

「横にいてくれたら、それでいい」

 

 

青空のようなひとでもある、あなた。

 

私は人としてもあなたを尊敬している。

 

 

自分の事を、ぼくと言ったり俺と言ったり。

 

 

「ぼくはずるい」とよく言うあなた。

 

 

ずるいどころか、誠意がありずるくないのにそう言う。

 

 

こう事を言ってくれた日があった。

 

 

「ぼくはずるい。

ぼくが大好きなのに

ぼくがキスしたかったのに

初めてのキスをさせてしまったから

 

 

別の日にこう事を言ってくれた日があった。

 

 

「これから先はぼくからキスをする。

大切にしたいから愛しているから

男女のまじわりをしたいと本当は思う。

 

でも、ぼくをまだ誠実でいさせて下さい」