今回はブレンデッドスコッチウイスキーのエンシェントクランを改めて飲んでいきます。
つい数年前まで、ブレンデッドスコッチウイスキーとして1000円ほどで購入できる銘柄がいくつかありました。
しかし近年の円安や様々な物価高が影響して、ブレンデッドスコッチウイスキーの価格も上昇し、1000円スコッチと言われた銘柄も一部は2000円に届きそうな勢いです。
以下は、私の近所の店舗での価格です。
値上がりが続く1000円スコッチの中で...
しかし近年の円安や様々な物価高が影響して、ブレンデッドスコッチウイスキーの価格も上昇し、1000円スコッチと言われた銘柄も一部は2000円に届きそうな勢いです。
以下は、私の近所の店舗での価格です。
- ジョニーウォーカー レッドラベル:1800円
- ホワイトホース ファインオールド:1400円
- バランタイン ファイネスト:1500円
- デュワーズ ホワイトラベル:1800円
- カティサーク:1300円
その中で、まだ1000円強で踏みとどまった銘柄があったので取り上げることにしました。
それがエンシェントクランです。
エンシェントクランは、ハイランド地方にあるトマーティン蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーで、現在はシングルモルトのトマーティンも販売する国分が輸入販売しています。
近年ではセブン&アイ限定で、レジェンダリースコットも手がけています。
エンシェントクランが庶民の味方になってくれるのか、飲んでいきます。
液色はシャンパンゴールドです。
味わいは、アルコールからの辛みはそれなりにあるものの、瞬発的な苦みの後に甘さが広がります。
味わいは甘味の方が先にやってきて、多少のほろ苦さがあるものの、それほど違和感を感じません。
味わいは、苦みが先んじますが、その後酸味を経てかすかに甘味も加わります。
メジャーな1000円スコッチのボトルに比べるとワンランク下がりますが、下手にケチってトリスやレッドを買うよりも、プラス200円くらいでこれを買う方が満足できるでしょう。
それがエンシェントクランです。
エンシェントクランは、ハイランド地方にあるトマーティン蒸溜所が手がけるブレンデッドウイスキーで、現在はシングルモルトのトマーティンも販売する国分が輸入販売しています。
近年ではセブン&アイ限定で、レジェンダリースコットも手がけています。
エンシェントクランが庶民の味方になってくれるのか、飲んでいきます。
テイスティング
グラスからの香り、液色
グラスからはブドウの香りが先に感じられ、その後にリンゴ、そしてピート由来のスモーキーな香りも続きます。液色はシャンパンゴールドです。
ストレート
グラスからの香りとは打って変わり、リンゴの香りが先にやってきて、カラメル、レーズン、カカオと香りが続きます。味わいは、アルコールからの辛みはそれなりにあるものの、瞬発的な苦みの後に甘さが広がります。
ロック
先に紅茶の香りがやってきて、続いてバニラ、ピート、リンゴ、ブドウと続きます。味わいは甘味の方が先にやってきて、多少のほろ苦さがあるものの、それほど違和感を感じません。
ハイボール
ブドウの香りの後、ほのかにスモーキーさが続き、奥からリンゴ、メープルシロップ、樽香が続きます。味わいは、苦みが先んじますが、その後酸味を経てかすかに甘味も加わります。
普段飲みとしては悪くない
数年前に初めて飲んだ際には低評価をつけましたが、改めて飲んでみると、ストレートでも割っても、香りも味わいも及第点だし、強い癖も少なくて比較的に飲みやすい印象を受けました。メジャーな1000円スコッチのボトルに比べるとワンランク下がりますが、下手にケチってトリスやレッドを買うよりも、プラス200円くらいでこれを買う方が満足できるでしょう。
<個人的評価>
- 香り C: リンゴ、ブドウ、メープルシロップ、樽香、スモーキーさが続く。
- 味わい C: 苦みが少し気になるが、総じて甘味が強い。
- 総評 C: 値上がりの昨今で1000円強で買える現状ではコスパが高い。